LINEリサーチは、日本全国の高校生を対象に「好きな人やキャラクターなどの“推し”」について調査を行った。
“推し”がいる高校生は79%
高校生に「周りにすすめたいほど好きな人やキャラクターなどの“推し”がいるか」を聞いたところ、「いま、いる」と答えた人の割合は全体の79%を占めた。
「いま、いる」「以前はいたが、いまはいない」を含めた「“推し”がいたことがある」人の割合は、女子高生が93%、男子高生76%だった。
男女ともに「アニメやマンガの登場人物・キャラクター」が人気
いま“推し”がいる/過去に“推し”がいたことのある高校生に「“推し”のジャンル」を質問。全体の1位は「アニメの登場人物・キャラクター」がランクインした。
男女別に見ても、1位は「アニメの登場人物・キャラクター」に変わりがなく、2位以降は順位に違いが表れた。女子高生の上位はいずれも4割前後の割合で並び、2位の「アイドル/アイドルグループ」、4位の「歌手/音楽アーティスト/バンド」など、音楽関連のジャンルが目立った。
「YouTuber(ユーチューバー)」の順位は男女ともに5位。男子高生ではCGやアニメのアバターなどを使って動画配信を行う「VTuber(ブイチューバー) 」の割合が女子高生よりも高く、7位にランクインした。
推すようになったきっかけに「親の影響」も
いま“推し”がいる、もしくは過去にいたことのある高校生に、「“推し”を推すようになったきっかけ」を聞いたところ、ジャンルによって回答に違いが見られた。
歌手/音楽アーティスト/バンドというジャンルでは「アーティストやバンドの歌う姿を見たり、曲を聴いたりしてハマる」というパターンのほか、「親や周りの人の影響、YouTubeやTikTokのおすすめ動画などを見て」と回答する人もいた。
「推し活」1位は「推しの出ている映像をみる」
いま“推し”がいる、また過去に推しがいたことのある高校生に、“推し”を応援するためにやっている、または過去にやっていた「推し活」について質問。全体で「推し活」をする人の割合は男子高生よりも女子高生の方が高く、「推し活」をしていない・していなかった人は女子高生4%、男子高生18%と少数派だった。
「推し活」の具体的な活動としては「“推し”の出ている映像(番組や動画など)をみる」が全体で6割超とトップに。特に女子高生では8割近い割合を占めた。
2位は「“推し”関連のグッズを買う/集める」、3位は「“推し”のSNSやチャンネルをチェックする/フォローする」、4位は「推しのことを想う/存在に感謝する」が5割台で続いた。
全体10位の「同じ推しの人と集まる/つながる」は、特に高1女子で4割超と高い割合を占めた。
【調査概要】
方法:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
時期:2021年6月18日(金)~2021年6月21日(月)
有効回収数:1,044サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合や、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合がある
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