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『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

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ワークショップへの関心を高めるコンテンツのデザインとは 実例をもとに制作や進行のポイントを解説

開催中:一体感と可視化をデザイン

 UXのタイムスパンにおけるふたつめのフェーズである「開催中≒一時的UX」においては、フルオンラインかつ複数週にわたるイベントの中で、いかに一体感を醸成し続けられるかを意識して設計していきました。

ライブ感のある関心の中心軸をつくる

 一体感をつくる上で工夫したことは、報道番組のようにライブ感のある関心を中心軸としてつくること。それにより、みんなが同じ関心やテーマについて考えているという空気感をつくることでした。

 なかでもとくに重視したのはライブ感です。ワークでアウトプットされた内容について経営メンバーがディスカッションする様子をライブ配信したり、ワークに向けて経営メンバーが想いを伝えるメッセージを配信したりすることで、2週間にわたる全員での議論が一緒に進んでいると感じられるよう工夫しました。

アウトプットとコンテンツがリアルタイムに集まるポータルサイト

 開催前だけでなく開催中においても、ワークのアウトプットやライブ配信のアーカイブなど日々コンテンツが増え続けるため、参加者視点だと何の情報がどこにあるのか混乱してしまうのではないかという懸念がありました。

 プログラムに関する知りたい情報をすぐに参照でき、「とにかくここを見ておけば大丈夫!」といった安心感をつくるため、イベントに関するコンテンツや参加に関する案内などの基本情報はすべてひとつのリンクから参照できるように。Google Siteを使ってイベントのポータルサイトを作成していきました。

 ほかのチームのワーク内容も含めて閲覧できるようにするなど、リアルタイムにコンテンツをアップデートしていくことでどんどん進んでいく空気感を醸成できるようにしました。

 上の図は、実際に制作したポータルサイトのページの一部です。ワークショップに関するタイムテーブルやチーム分けの情報はもちろん、ワークショップのディスカッションとアウトプットするために使用した全グループのGoogle スライド、インプットの動画コンテンツ、アーカイブ動画といったあらゆるコンテンツを集約。振り返りや今後の資産としても活用できるものとして整理しました。

 次回は約320人が参加したワークショップをどのようにワーク設計し運営したのか、具体的なツールや失敗談とともに紹介します。

この記事の続きは、「CreatorZine」に掲載しています。 こちらよりご覧ください。

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MarkeZine(マーケジン)
2022/07/06 08:00 https://markezine.jp/article/detail/39396

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