SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

ECに“万能の武器”はない。本当に満足する体験をユーザーに提供できるサイトのポイントとは?

【事例8選】JR東日本やアルペングループなど、ECサイトのCX改善例

MZ:実際にソリューションを導入している事例をお伺いできますか。

山崎:「ZETA SEARCH」を導入した事例として、JR東日本が運営する「JRE MALL」は検索結果の表示速度が3.5%改善、滞在時間が24%増加、検索深度17%増加と改善結果が出ています。「アルペングループオンラインストア」ではランキング経由のCVRが全体平均比で約2倍、ランキング詳細ページPV数は約3倍増加。ユーズドセレクトショップ「RAGTAG」は、検索結果の表示速度が1.8倍となりました。

 「ZETA VOICE」を導入しているファッション通販サイト「サンエービーディーオンラインストア」はCVRが250%、売り上げが昨年対比で200%、訪問者数は約50%上昇しました。「.st(ドットエスティ)」はQ&Aの実装から20日間で質問数1,652件/回答数7,964件、導入後約3ヵ月で質問数6,912件/回答数3万7,521件という実績があり、アパレルをメインとした各業界に大きく貢献しています。

 さらに「ZETA HASHTAG」を導入している「SHEL'TTER WEB STORE」は、ハッシュタグを経由していない時と比較して回遊ページ数が452%、滞在時間は490%に。CVRは373%、直帰率は28%を達成しました。2023年4月に導入を発表した「UNITED ARROWS ONLINE」ではハッシュタグを経由しない時と比べ、回遊ページ数が207%、滞在時間が180%、CVRは213%、直帰率は3分の1という成果が出ています。

 その他「URBAN RESEARCH ONLINE STORE」でも「ZETA HASHTAG」導入後の改善効果が出ています。同社は「ZETA HASHTAG」「ZETA SEARCH」「ZETA VOICE」を組み合わせ活用いただいています。先述の通りソリューション同士の相乗効果もあり、最大限に活かせている事例です。

消費者のリテラシーが上がる中、企業はどうすべきか

MZ:今後のECビジネスにおいて、企業が押さえるべきポイントをお聞かせください。

山崎:ECに携わる方は、今後消費者のデジタルに関するリテラシーがさらに上がっていく覚悟をしておく必要があります。消費者に「イケてない」と思われるUIでは、商品を買ってもらえる機会は減っていきます。そのためにも消費者に負けないITリテラシー、すなわちUI/UXのセンスを高く持っているべきです。自らが一消費者として感度の高い“アルファユーザー”を目指す姿勢が、求められると思いますね。

MZ:貴社の今後の展望についてお教えください。

山崎:ZETAはこれまでCX向上を目的としたソリューションの提供を行っており、今後もその方向性が変わることはないでしょう。これまでの製品戦略が嚙み合う手ごたえも感じており、引き続き「ZETA CXシリーズ」製品ラインアップの充実を目指してまいります。導入した企業がよりCXを高める取り組みを、そして消費者がより満足感・納得感の高い購買体験ができるためのお手伝いを行っていきます。

 まだコロナ禍の影響もあり、不安が多い社会情勢です。これからの時代には、今まで以上に社員が安心して成長・活躍できるような制度や福利厚生が重要だと考えています。実際ZETAではここ数年でかなり福利厚生を充実させたのですが、良いアイデアがあればさらに拡充していこうと思います。今後も社員にとって働きやすい環境の整備に、一層取り組んでいきたいです。

 ZETAが提供するECマーケティング・リテールDXを支援するソリューション「ZETA CXシリーズ」の資料は、資料ダウンロードページよりダウンロードいただけます。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

三ツ石 健太郎(ミツイシ ケンタロウ)

早稲田大学政治経済学部を2000年に卒業。印刷会社の営業、世界一周の放浪、編集プロダクション勤務などを経て、2015年よりフリーランスのライターに。マーケティング・広告・宣伝・販促の専門誌を中心に数多くの執筆をおこなう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:ZETA株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/08/30 11:00 https://markezine.jp/article/detail/42825

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング