ブランドリフトも実現!「Taboola」活用の成果
MZ:「Taboola」を活用した施策の成果についてお聞かせください。
坂本(Supership):「Taboola」を活用した結果、リーチ単価や再生完了率はもちろん、BLS(ブランドリフトスコア)の数値も良い成果を達成できました。一般的に、BLSは認知度の向上にともなって上昇率が伸びにくくなる傾向にあるため、継続的にリフトが見られたことに驚きました。
高村(KDDI):BLSに関しては、思わず「間違っていないか、もう一度確認してほしい」とお願いしてしまったほどの成果でしたね。
正直なところ、最初はアウトストリーム面において6秒という限られた時間で、視聴者に十分な印象を残すことは難しいのではないかと懸念していました。しかしBLSなどの結果を見ると、多くの方々が広告を意識的に視聴していたことがわかりました。他媒体と比較しても「Taboola」は成果が出ており、「auマネ活プラン」リリース時から継続して出稿を行い、配信金額も伸び続けています。
木村(タブーラ・ジャパン):Supership様と共に、フリークエンシーコントロールによりできるだけ今回のプランニングの意向に沿ったフリークエンシー回数に抑えながらの配信を維持しながら、より広くリーチを獲得できるよう調整しました。各月において継続的に新規接触者へアプローチするようにしたのです。
こうすることでBLSでの安定的なリフトを実現できたのだと考えています。頻度を抑制しながらもリーチを拡大できる背景には、「Taboola」でリーチできる母数の大きさがあります。
100万人突破の「auマネ活プラン」、今後の展開は?
MZ:最後に、今後の展望についてお聞かせください。
高村(KDDI):「auマネ活プラン」は広くサービスを認知いただくため、これからも良質なリーチ拡大を重視していきます。「Taboola」は広範なリーチの獲得や、コンテキストに基づいた適切なターゲティングを実現できることが実績としてあるため、今後も積極的に活用していきたいと考えています。
楯(電通):「auマネ活プラン」は、1年間で100万人を突破する大変人気の高いプランとなりました。今後の展開としては、高村さんも仰るように認知拡大を継続しながら、より具体的な成果につながる施策も検討していきたいと思います。
原口(Supership):当社は、これまでは運用面でのナレッジ蓄積や品質担保に注力してきましたが、今年度からはKDDIの方々と同じフィールドで、現場の温度を肌で感じながらマーケティングの戦略理解から企画実現まで一緒に取り組ませていただいています。その中で今回のお取り組みに際しては、KDDI様の「ユーザー目線」を重視する企業姿勢を改めて実感しています。
運用面では、つい数値指標に注目しがちです。しかし、ユーザー視点を大切にしながら、適切なタイミングでの情報提供や真にユーザーにとって価値のある情報発信を意識した取り組みを、今後も展開していきたいです。
坂本(Supership):原口が申したように、戦略的な領域への貢献を徐々に深めながらも、パフォーマンス管理という主要な役割は引き続き担っていきます。具体的には、数値的なパフォーマンスの追求に加え、戦略の背景にある要素や、ユーザーの広告接触タイミングと行動変容の関係性などについても分析を行い、それらの知見をパフォーマンス向上に活かしたいと考えています。「Taboola」をはじめ、メディアとの連携も引き続き強化していきたいですね。
木村(タブーラ・ジャパン):「auマネ活プラン」のローンチから、皆様と共に高い成果を上げられていることを大変嬉しく思います。今後もKDDI様の多岐にわたるビジネス展開において、「Taboola」の強みを活かした貢献をしていきたいと考えています。