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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Autumn

AI×マーケティング「投資」の羅針盤~不確実な時代に適切な意思決定を行うために~

AIに「見つけられ、選ばれ、そのまま買われる」日は近い。AI主要5サービス“今何ができるか”を全整理

 生成AIの浸透により顧客接点が変化する中、「露出」から「送客」「購買」へと至る全体像が急速に見え始めている。AEOのプロフェッショナルでありSpeeeのAEO事業責任者を務める藤井慧里氏が、AIマーケティングへの投資戦略のポイントを整理していく本連載。第6回では、主要AIサービス5社の現状を「露出・送客・購買」の軸で整理し、近い将来に到来するAI購買時代に向けてマーケターが備えておくべき3つの具体策を解説する。

「AIでそのまま買う」が、もう始まっている?

 「このカテゴリーのおすすめ商品を3つ教えて」。AIにそう打ち込んで返ってきた候補から、その場で1つを選び、決済まで終える。そんな買い物の仕方が、海の向こうではもう一部で現実になり始めています。

 本連載では第1回から、AIがもたらした大きな変化の筆頭として「顧客接点の変質」を追いかけてきました。第2回第3回第4回では、その対応策であるAEO(AI検索最適化/回答エンジン最適化)を、かなり具体的に掘り下げてきました。

 AEOの話が続いたのには理由があります。今、まさに手を動かして取り組める“実行フェーズ”に入っているのが、このAEO、つまり「露出」の領域だからです。AIに見つけてもらい、正しく推奨され、「検討の土俵に乗る」。ここはやるべきことが見えていて、今日から着手できるからこそ、重点的にお伝えしてきました。

 一方で、冒頭のような「そのまま買う」といった、露出のあとに続く「送客」や「購買」の話には、これまであまり踏み込んできませんでした。現場で本当に気になるのは「露出して、それで売上につながるのか?」という問いのはずなのに、です。理由は単純で、「AI上で買う」世界はまだまだ具体イメージが湧くに至っていないと判断していたためです。今はまだ日本国内では「送客→購買」へのAIの寄与が小さく、だからこそマーケターからすると「露出」のありがたみも実感しづらいといえます。

 ところが、その“少し先”が、思ったより早くこちらへ近づいてきています。この先数ヵ月から1年で、既に数億〜数十億ものユーザーを抱えるAIプロダクトが「露出→送客→購買」まで一気通貫で担い始めると、その存在感は大きく変わってくることが想定されます。

 そこで今回は、実行フェーズにあるAEOを足場にしながら、近い将来に効いてくる“露出の後”──「送客」から「購買」までの全体像を、一度見渡しておきたいと思います。その地図が、この数ヵ月でだいぶはっきり描けるようになってきました。

 そして記事の後半では、2026年6月18日の執筆時点でわかっていることを確認しながら、「マーケターが今、何をしておくべきか」を整理していきます。

「露出→送客→購買」の3段階で見ると、地図が描ける

 AIプロダクトの上でマーケターにできることは、突きつめると次の3段階に整理できます。

1露出:AIに見つけられ、推奨される(AEO)/広告で枠を買う

2送客:AIの回答から自社サイト・LPへユーザーを送る(CVボタン・引用リンク・回答内のリンク)

3購買:AIプロダクトの中で、そのまま買ってもらう(カート連携)

 この3段階を、主要なAIプロダクトごとに「今、何ができるか」で埋めてみたのが以下の表です。今回の話は、この1枚から始めましょう。

クリックして拡大

 この表を眺めていると、ある“偏り”に気づきます。「露出(AEO)」はどのAIでも○がつくのに、「広告」「購買」の列になると、とたんに△と×が増えるのです。実は、ここに今回の核心があります。

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「AI広告」「AI購買」の開発競争は、今まさに進んでいる!AI主要5サービスの現在地を整理

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この記事の著者

藤井 慧里(フジイ エリ)

 飲食業界での企画・コンサルティング職を経て2014年Speeeに参画。デジタルマーケティング領域においてクライアント支援に従事し、事業成長実現の実績多数。その後コンサルティング組織のサービス品質管理責任者として、変革推進・人材育成に従事。2020年よりセールス&マーケティング部の部長として、自社のマーケティングDXとセールスイネーブルメントに着手。無形商材販売という属人的になりがちな領域におけるイネーブルメントメソッドを開発し、着任から2年で歴代最高売上記録の更新...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2026/06/26 08:30 https://markezine.jp/article/detail/50786

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