楽天インサイトは、AIチャットボットを活用して海外生活者向けのインタビュー調査を実施する新機能「AIチャットインタビュー for Global」の提供を開始した。クライアントは日本語で入稿作業を行うだけで、世界40以上の国と地域を対象とした多言語・多国籍な調査を展開できる。海外調査における運用負荷や期間の削減を図る仕様となっており、調査内容によっては最短5営業日での納品にも対応する。

同機能では、AIがチャットボット上で調査を代行し、対象者との対話を通じてインサイトを収集する。従来のインタビュー形式の調査を対象モニターへ同時に実施できる他、調査対象者が送信した画像データをAIでテキスト情報に変換する仕組みを備える。これにより、例えば冷蔵庫内の画像から商品やメーカーを推定するなど、視覚的な文脈の解析や定量分析、現地生活者の深層心理の把握に活用できる。
対象となるモニターは、世界各国の調査協力者ネットワークである提携パネルを含む1億人以上のグローバルパネルで、1市場あたり100名規模の調査に対応する。複数エリアを横断した比較分析も可能である。
今回の海外展開の背景には、楽天インサイトが2024年より提供する国内向け「AIチャットインタビュー」の利用企業から、グローバル市場での活用要望が相次いだ経緯がある。従来の海外調査が抱えていた「高コスト・長期間」という課題に対し、AIとデータアセットを組み合わせてマーケティング活動の高速化へ対応する狙いである。
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