今こそインディーゲームにベットせよ。マーケターへの提言
━━最後に、企業のマーケターや意思決定者に向けて、今後の展望と、インディーゲームをビジネスに活かすためのメッセージをお願いします。
小清水:BitSummitは、みやこめっせの全館利用を実現し、会場規模という点では限界に近づきつつあります。今後は会場内だけでなく、周辺施設や街全体を巻き込んだイベントづくりも視野に入れています。
また、出展したクリエイターが生み出したゲームIPの成長を後押しし、さまざまなメディアミックスの実現を支援することも目標の一つです。そうした展開を通じて作品を中心としたファンダムが形成され、やがて世界規模のムーブメント、さらには社会現象へと発展していく。そのための機会を創出し、継続的に支援できるイベントであると同時に、私たち自身もクリエイターを支える団体でありたいと考えています。
近年ではメディアミックス展開も相次ぎ、「インディーゲーム」という言葉自体が大きな訴求力を持つようになってきました。例えば、『天穂のサクナヒメ』や『グノーシア』はアニメ化され、『8番出口』は実写映画化されています。こうしたインディーゲームから新たなIPを生み出す可能性を見据え、多くのパブリッシャーがBitSummitに参加し、次なる成功事例を生み出そうとしています。
BitSummitの会場では、ほとんどの出展ブースに、そのゲームを実際に制作したクリエイターがいます。その場で開発者本人と直接コミュニケーションを取れるため、交渉や意思決定も非常にスピーディーです。国内外の企業との新たな出会いや、ビジネスシナジーが生まれやすい環境が、そこにはあります。
インディーゲーム市場は、SNSとの相乗効果によって、今後さらに大きく成長していくと確信しています。だからこそ、多くの方に今のうちからこの市場に関わり、新たなコミュニティの一員になっていただきたい。ぜひ、この熱量と可能性にベットしてください!

針崎:私自身、普段はIPコンテンツなどを幅広く扱う業務もしていますが、イベントの現場でクリエイターや国内外の関連企業と直接濃密なコミュニケーションができることは、他業界にはない強烈なメリットです。
玉石混交の中から光り輝く原石を自らの目利きで見つけ出し、一緒に手を取り合って育てていく。そんな共創のプロセスを体験できるのがインディーゲームの世界です。実際に、BitSummitをきっかけに、企業のブランディングにゲームを取り入れる、という事例もあります。そういった形でダイレクトに企業とゲームをつなぐ施策の設計はもちろんのこと、来場者に向けたプロモーションやブランディングなど、様々なかかわり方でこのイベントに参画いただくことができます。
一見すると自社の商材とは無関係に思える企業であっても、ゲームをプレイするユーザーのインサイトを深掘りすれば、意外なつながりやシナジーが見つかるはずです。まずはイベントに足を運んでいただき、コミュニティの熱狂を肌で感じてみてください。そして、インディーゲームというホットで可能性ある業界で、一緒にその熱量のもと、盛り上げに寄与いただければと思います。
私たちオリコムも、企業とインディーゲーム業界をつなぎ、全体を盛り上げるためのサポートを全力で行わせていただきます。ぜひ、BitSummitで「インディーゲームを応援し、一緒に盛り上げる」企業をお待ちしております!

