SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

「枠から人へ」のその先へ 再生率8割を実現した動画広告の“コンテンツ化”とは

動画の記事化は、ユーザーの視聴態度を大きく変える

MZ:記事化されることで、ユーザーの動画広告に対する反応は変わったのでしょうか。

岩井:動画の再生率や100%視聴率に、かなり違いが出ましたね。動画は、高いものだと8割くらいの再生率になることもあります。これは動画を見る時の視聴態度の違いが非常に大きいと思います。そもそもユーザーはその記事に興味がありアクセスしているので、動画を広告としてではなく、欲しい情報の一部として見ているのです。

 記事のシェアを通じて大きな反響に繋がることもあります。たとえば、LIONさんと「クリニカ」という商品のプロモーションでご一緒した際には、記事を読んだ歯科医の方がソーシャル上に書き込んでくれました。さらに、LIONさんに直接「病院の待合室でこの動画を使いたい」という連絡が来るなど、動画広告としては大成功を収めました。

掲載メディア:朝日新聞デジタル「&w」
掲載メディア:朝日新聞デジタル「&w」

山本:CMと連動したアプローチも非常に効果が高いです。たとえば、当社親会社のクレディセゾンは、セゾンカード・UCカードのApple PayのCMに「東池袋52」というアイドルグループを登場させました。そして、そのCMのメイキング動画を、CMと同時にWeb上でも流し、認知拡大を狙いました。2メディアで記事化したのですが、それぞれ84%、72.8%という動画再生率を出すことができました。

掲載メディア:LAUGH TECH「笑うメディアクレイジー」
掲載メディア:LAUGH TECH「笑うメディアクレイジー」

岩井:この記事では、記事オリジナルのメイキング映像だけではなく、一緒に掲載したCMの動画もかなり見られました。従来の動画広告出稿の仕方ではなく、メディアネイティブな取り組みだからこそ、出せた結果だと思います。

広がる動画広告の可能性

MZ:最後に今後の展望をお聞かせください。

山本:動画広告は良い意味でも悪い意味でも訴求力が強く、今後ますます活用の幅が広がっていくはずです。その中で我々は広告主にとっても、メディアにとっても、そしてユーザーにとっても愛される動画広告の配信プラットフォームを作っていきたいと考えています。VISMには「三方良しの新たな動画広告のカルチャーを創造する」というプロダクトビジョンがあるのですが、それをVISMを広げる事で実現させたいです。その先には海外市場も視野に入れていきたいと考えています。

岩井:VISMが活用される中で思うのは、メディア側の記事化の能力がすごいのはもちろん、やはり広告主の動画そのものにも、ものすごくパワーがあるということです。極端な話、動画の内容が良ければそんなに広告を沢山打たなくても、多くの人にシェアされて広がっています。広告主には、VISM活用で得た新しい気付きや知見を、動画制作にも活かしていってほしいです。

今回ご紹介した動画広告配信プラットフォーム「VISM」の詳細ページはこちら

VISM特設サービスサイト
資料ダウンロード、お問い合わせ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

福島 芽生(編集部)(フクシマ メイ)

1993年生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、書籍編集を経て翔泳社・MarkeZine編集部へ。Web記事に加え、定期購読誌『MarkeZine』の企画・制作、イベント『MarkeZine Day』の企画も担当。最近はSDGsに関する取り組みに注目しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/07/18 10:00 https://markezine.jp/article/detail/28795

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング