前澤友作氏からの出資につながった行動喚起力
──今後どのような広告主に、このサービスをおすすめしたいですか?
BtoC向けの商品・サービスを扱われている企業様全般です。一般の方を巻き込んで、話題性のあるプロモーションを実現させたいなら、ぜひ検討いただきたいです。
マイカー広告を街中で見た宣伝担当者や決裁者が、衝撃を受けて出稿につながることがあります。実は弊社は、前澤友作氏の前澤ファンドから出資いただいています。この出資も、前澤氏が街中でCheerDriveの広告車両を目撃し、前澤ファンド側から弊社に連絡をいただいたことがきっかけでした。
──登録ドライバーからは、どのような案件が人気なのでしょうか?
商品やサービスのファンが多い案件は人気ですね。そういう意味では、ファンコミュニティを活用したキャンペーンにも向いています。
CheerDriveは、その名のとおり「応援」がキーワードです。なにしろ、大事な車に大きなステッカーを貼るわけですから、心理的なハードルはそれなりにあります。だからこそ、広告を見た人には「このドライバーは、この商品を応援しているんだろうな」というポジティブな印象を提供できるはずです。この点が、一般的な広告と比べて説得力がある部分だと思います。
市区町村単位のエリア指定、1ヵ月前の申し込みで実施可能
──広告主側は、参加ドライバーの属性を指定したり、選択したりできるのでしょうか?
市区町村単位のエリアを指定する形で、参加ドライバーの選定が可能です。たとえば「新規開店した店舗から半径20km以内の市区町村」といったセグメントもできるので、きめ細かなレイヤーマーケティングに対応できます。登録ドライバーは、首都圏だけでなく地方都市にもいらっしゃいます。他にも、年齢や性別といった属性を指定して、参加ドライバーを募集することも可能です。
──出稿するとしたら、どういった手続きが必要なのでしょうか?
まずは台数と期間とエリアを決めていただきます。その後は、広告のデザインを入稿いただくか、弊社で制作する。それだけですね。弊社の場合、走行実施の1ヵ月前に申し込んでいただければ対応できますので、一般的な屋外広告よりも早いタイミングでの露出が可能です。
──最後に、今後の展望について聞かせてください。
今よりさらにサービスの認知度を上げて、今後は誰もが一度はCheerDriveの広告を見たことがある、という状況にしていきたいです。そうなれば、より多くの企業様に使っていただけるはずですし、結果的にそれが自家用車を持つ方の生活を豊かにすることにもつながります。サービスの拡大とともに、企業と生活者の双方が豊かになる未来に貢献していきたいです。