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第9回 マーケティングのヒントが見つかる「レポート分析」

 アフィリエイト・プログラムを運営していると、ASPが提供するさまざまなレポートを目にします。そうしたデータから運営のヒントが見つかることもしばしばです。今回は、オンラインレポートの種類や、レポートを見るときのポイントをいくつかご紹介したいと思います。

オンラインレポートはマーケティングデータの宝庫

 オンラインショップやアフィリエイトの運営に限った話ではないのですが、定期的にきちんとデータを見て現状や変化を正確に把握し、データの裏づけを持った「次の一手」を打てる人は、何事にも強く、ルーティンワークに流されず、確実に業務の質を高めてゆくことができます。

 ただこれは、データ分析が好きな人/嫌いな人、得意な人/苦手な人に二分されるようで、アフィリエイト・プログラムのオンラインレポートについても、

 「毎朝パソコンを立ち上げると真っ先にレポートを見にいく。前日配信したメールの反応が現れていないかどうか、新しいバナーの人気度合いはどうかなど確認する」

 「オンラインレポートだけでは分かりにくいので、いくつかの数値を抜き出してエクセルにまとめ、グラフ化して進捗状況を視覚的に理解できるようにしている」

という担当者がいる一方で、

 「気が向いた時に、成果金額合計をチェックする程度」

という人まで、意識の差は非常に大きいようです。

 ちなみに筆者は…というと、データをエクセルであれこれいじりまわして分析するのは大好きなのですが、それを次のアクションにきちんとつなげてゆけないまま終わってしまうことも多く、いつも中途半端な状態。しっかりデータ解析している担当者の話を聞くたびに、反省を繰り返しています。

 ここでは、アフィリエイト・プログラムのオンラインレポートにどんな種類があるか、またレポートを見るときのポイントをいくつかご紹介したいと思います。

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この記事の著者

和田 亜希子(ワダ アキコ)

1994年早稲田大学政治経済学部卒。住友銀行、ライコスジャパン(検索エンジン)、カレン(メールマーケ支援)を経て2001年独立。アフィリエイトASP「LinkShare」からの受託で、個人アフィリエイト支援業務やアフィリエイトコンテストの開催に携わり、またECサイトのアフィリエイト導入やアフィリエイト・リレーションシップ・マネジメント(ARM)にも従事している。1999年に立ち上げた日本で最初のアフィリエイト専門情報サイト「アフィリエイトINDEX」をはじめ、「東京ホットスポット情報館」「東京...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/12/21 11:00 https://markezine.jp/article/detail/486

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