SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

飲食店の売り上げをリアルタイムに予測!サイゼリヤとNTTドコモ、AI活用技術の実証実験を開始へ

 サイゼリヤとNTT ドコモ(以下、ドコモ)は、サイゼリヤの店舗オペレーション効率化を目指す実証実験を11月30日から開始する。

 同実験は、ドコモの保有するリアルタイムの人口統計データや、サイゼリヤの過去売り上げ実績データなどを基に、ドコモが開発したAI活用技術である「リアルタイム売上予測技術」を使用して行われる。

 同実験では、現在から1時間後~数時間後、翌日、および数週間後の店舗別の売り上げ金額の予測をそれぞれ行い、1時間ごとの予測を各店舗のタブレットに配信する。1時間後~数時間後の直近売り上げ予測においては、直前の店舗周辺の人口統計データを活用するため、天候やイベント開催などを考慮した予測が可能だ。

 同実験で得られた予測結果は、翌日や数週間後の店舗従業員のシフト管理に活用する。また、直近売り上げ予測値が、数週間前に予測された値より一定以上ずれた場合は、店舗のタブレットに通知が届く。これにより、来店する顧客の急増に対する準備が可能となり、顧客の待ち時間や機会損失の低減、サービス品質の向上、従業員の負担軽減などが期待できる。

 なお同実験に先立ち、サイゼリヤの都内6店舗の売り上げ実績と、サイゼリヤの従来手法による売り上げ予測の誤差、および同売り上げ実績と「リアルタイム売り上げ予測技術」による売り上げ予測の誤差を比較。その結果、店舗周辺のイベントや天候などにより売り上げが平常時よりも伸びた時間帯の予測において、「リアルタイム売り上げ予測技術」の方が、誤差が25%小さかった。

 ドコモは「リアルタイム売り上げ予測技術」を確立することで、様々な業種の店舗オペレーションを効率化するサービスの実用化を目指す。

【関連記事】
NTTドコモとエクスペディア・ジャパンが業務提携 海外旅行客向けのWebサイトで相互送客を実施
Wi-Fi接続時に広告を掲載!NTTドコモ、渋谷区でWi-Fiを活用した広告事業モデルの展開を開始
混雑環境におけるスマホ動画の視聴品質、NTTドコモ・ソフトバンク・KDDIで比較【ICT総研調査】
JapanTaxiとドコモが資本・業務提携契約を締結 AI技術で次世代モビリティを推進
NTTドコモ・ベンチャーズ、インタラクティブ動画技術「TIG」を展開するパロニムへ出資

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/11/21 18:30 https://markezine.jp/article/detail/29786

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング