CVは110%に増、CPAも87%に改善
MZ:実際に極予測LEDを試して、いかがでしたか。
菅家:カメラがAIと連動しているので、現状の当たりクリエイティブと比較してより良いものかどうかが瞬時にわかるので制作効率が良いと思いました。また撮影後の合成が必要ないのも嬉しい点です。
クリエイティブについては、長く愛されるプランドになるよう、広告臭くなりすぎないクリーンな訴求をお願いしました。一方で、SNSマーケティングはユーザーの衝動買いの喚起が狙いですので、その点はサイバーエース社に意識して制作いただきました。いずれにせよ、当ブランドのコンセプトを熟知してくれているので、細かく指示は出していません。
むしろ、サイバーエース社にはこれまでも質の高いクリエイティブを制作してくださっていたので「そんな精度の高いサイバーエース社のクリエイティブと、AIではどちらが勝つのだろう?」と個人的には興味がありましたね(笑)
MZ:サイバーエース社が支援された結果、どのような成果が得られたのでしょうか。
横澤:2022年8月のVCLが介入する前は、ベルミス全体の配信している広告のうち、動画比率は約0.7%でしたが、VCLが支援を開始したことにより9月には、動画配信比率は全体の18%に伸長。また、CVは110%に増、CPAも87%に改善しました。
MZ:Instagramにおける縦型動画広告の運用の極意を教えてください。
髙橋:極意は「クリエイティブに多様性を持たせること」です。クリエイティブの「勝ちパターン」を見つけるには、一つの訴求にこだわるのではなく、複数の訴求を同時に走らせることが重要です。社内の分析結果でも、複数の訴求を複数の動画で配信することでCPAが下がることがわかっています。
テックウェアブランドを目指して
MZ:今後の展望・展開についてお聞かせください。
菅家:ベルミスの商品の魅力を多くのお客様に伝え、手に取っていただくために、今後も積極的に新しい手法を取り入れていきたいですね。SNS広告を主戦場にしながら、オフライン展開や海外展開もさらに力を入れて動いています。
運用型広告に関しては、引き続きサイバーエース社と極予測LEDを活用しながら、最終的には「テックウェアブランド」として認知されることを目指しています。
髙橋:既にユーザーがInstagramに費やす時間の2割はリール面が占めており、その比率は日増しに伸びています。広告の在庫もそれにともなって増えており、縦型動画コンテンツであるリール面を攻略することがInstagramの広告配信攻略におけるキーポイントになると考えています。
小堀:私たちは今後も、縦型動画をメインにしたチャレンジングな取り組みを続けていきたいと思います。特にD2Cブランドは、縦型動画広告の配信時に工数や素材撮影上のハードルがあると思います。私たちは撮影スタジオもある上、極予測LEDによりバリエーション豊かな素材を撮影することができます。また、それらの配信後に検証結果を回す体制も整っています。素材にお困りの企業様がいらっしゃれば、ぜひお手伝いさせていただきたいですね。
横澤:ファストノット様の広告効果を高めるため、引き続き縦型動画への注力は続けていこうと考えています。極予測LEDを使って撮影したストックを大量に持つということは、いつでも新たな効果を試せる状態にあることだと言えます。それらを随時配信しながら、弊社の検証体制を最大限に活かしてさらなる当たりクリエイティブの発掘に努めていきます。
新しい時代に求められる広告代理店としての第一人者に!
サイバーエースは、事業規模や拠点にとらわれず全国各地の企業へ、整備された営業体制とオペレーション体制の下、当社の強みである「広告運用力」×「クリエイティブ力」を活かすことで、手厚いフォローおよび費用対効果の高い効率的な広告効果を図り、顧客満足度の高いサービス提供を実現してまいります。