「テレビ×EC」の統合体験を提供するQVCジャパン
MarkeZine編集部(以下、MZ):はじめに事業紹介をお願いします。
廣崎:私たちQVCジャパン(以下、QVC)は、テレビショッピングとECを主体としたマルチプラットフォーム通販企業です。社名に込められた「Quality(品質)」「Value(価値)」「Convenience(利便性)」を軸に、商品の魅力と、その背景にあるストーリーや価値をお客様に届けています。
EC・IT業界を中心にマーケティングや事業企画に従事。GMOペパボ「minne」マネージャー、noteのPMMとして事業成長に貢献した後、2025年2月にQVCジャパンへ入社。顧客との継続的な関係構築やショッピング体験の向上に向けた施策の企画・実行を担い、本プロジェクトでは全体のマネジメントを担当している。
廣崎:マーケティングを通して目指すのは、テレビが持つ「発見性」「高揚感」といった強みに、デジタルならではの個別最適化を掛け合わせた、「テレビ×EC」の新しい顧客体験です。
そして単に「購入の瞬間」で終わる接点ではなく、ショッピングの前後も含めてお客様とのつながりをより豊かにしたいと考えています。サイトを訪れると新しい発見があり、気持ちが高まり、安心して関係を続けられる存在こそが、理想の姿です。
“買う前”も“買った後”も。「QVC POINT CLUB」で目指す関係作り
MZ:新たにリリースされたポイントプログラムについて、まずは立ち上げに至った理由を教えてください。
廣崎:私たちは、ポイントプログラム「QVC POINT CLUB」を単なる販売促進の施策ではなく、お客様との継続的な関係性をどう築いていくかにフォーカスした戦略的な基盤として構想し、実現しています。
そのために、購入金額・回数などの直接的な行動だけではなく、間接的な様々な行動も価値ある接点ととらえ、ポイントを付与できる設計にしました。たとえば「毎日ログイン」「LINE公式アカウントと連携」といった、お買い物以外の体験でもポイントを獲得できる仕組みにすることで、お客様との日常的な関係性やQVCへの理解を深めるプロセスを大事にしたいと考えたのです。
そうした積み重ねの結果として、お客様に「また見に来たい」「今後もここで購入したい」と感じていただける状態を作ること。これがLTVの向上につながると考えています。
廣崎:背景には、年間100万円以上ご利用のお客様に向けた「QVCプレステージ・クラス」の存在がありました。この仕組みに加えて、幅広いお客様とより良い関係を作りたい思いが、今回の取り組みのスタート地点となっています。
また、年間の購入金額が評価軸となるQVCプレステージ・クラスと差別化する意味でも、購入以外の行動も促進する仕組みが必要と考えていました。購入金額以外の関係性を深め、将来の事業を支える強固な顧客基盤の実現について、プレイドさんの伴走支援サービス「PLAID ALPHA」にご相談しました。
PLAID ALPHA(プレイド アルファ):企業のCX変革を目的に、全体戦略の設計から施策の実行・改善まで伴走し一気通貫で支援する、プレイドによるプロフェッショナルサービス

