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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Autumn

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展示会名刺300枚超、本当に追うべき相手を可視化する方法。リコーのAI×BtoBマーケ実践事例

ポイントは「共通キー」。AIに読み込ませる前提でデータを設計する

押久保:AIの重要性が高まれば、データの重要性も高まる構図です。井上さんはどう見ていますか。

井上:これまでは、データを人間が読み解き、集計しなければならず、工数とデータの価値が釣り合いませんでした。そこをAIが担うことで人間は判断するだけになり、データドリブンが本当に成立するようになります。

 ただし、データが分断されていては意味がありません。鍵は「共通キー」を持っているかどうかです。Aというキーに対して5つのファイルがあるのに、Aに紐づいているのが3つしかなければ、残りの2つはAIが憶測で紐づけることになります。すべてを1つの共通キーでセットにした束をいかに増やせるか。データをAIに読み込ませることを前提に設計しているかどうかは、提供側として非常に大事なポイントだと思っています。

押久保:ほかの企業では、どのような活用が生まれていますか。

井上:データはすべてCSVやExcelでエクスポートできるので、AIに読み込ませて「いま営業できそうな企業はどこか」を聞き、出てきたリストにそのまま営業をかけているお客様がいます。

 BtoBでは意思決定者のほかに調査・評価・比較をする方が多数いて、コンバージョン1件が本当に大事なのかは別の話です。また、サイト訪問者を業種や企業群単位で可視化して、そのまま営業リストにしてアウトバウンドでアプローチしている会社もあります。

押久保:コンバージョンの手前にいる企業群そのものを見るわけですね。

井上:そのほかにも、TeamsやSlackで資料が見られたというきっかけのデータがわかったり、ホワイトペーパーの中にポップアップを組み込んで、直接申し込み導線を作れたりします。

ホワイトペーパー内のポップアップを作成し申し込み導線を作ることも可能
ホワイトペーパー内にポップアップを組み込み、申し込み導線を作るなども可能

 さらに、コンバージョンした企業の興味関心を可視化して分析すると、採用に関心を持つ人たちが意外とマーケティングにも関心を持っている──いわば「ビールとおむつ」のような関係が見えてきた例もあります。それなら関連コンテンツや広告流入先を強化しようという、コンバージョンから逆引きする動きも広がっていますね。

受注・失注データとの連携へ。「データとAIで、みんなが良くなる」

押久保:最後に、今後の展望を伺います。福田さんはウルテクに何を期待しますか。

福田:新規事業ということもあってMAを使いこなせておらず、リードを獲得した後、受注したのか失注したのかがデータでわからないのが現状です。受注・失注のデータとウルテクをつなげられれば、もっと充実するはずです。お客様のニーズが深掘りされるほど、私たちが作るデータもより洗練されるので、そこに注力していただきたいというお願いです。

押久保:「売れた理由よりも売れない理由を知り、ひっくり返せば売れる」とよく言われる部分ですね。井上さんはいかがですか。

井上:その通りだと思います。いま価値があるのはデータです。これまではデータがあっても使えず、その価値が見える化されてきませんでした。昨今のAIで、そこの世界観がガラッと変わった。

 ただ、AIは皆さんが独自に持っているデータそのものは持っていません。だからこそ、Webページや資料の閲覧、流入経路、地域、興味関心を1つのユーザーとして紐づけられるデータベースを共通キーで作り、うまく連携することで、皆さんの世界を変えていけると思っています。

押久保:AIの進化そのものも、ウルテクの提供価値を変えていきそうです。

井上:1年、2年前とはまったく違います。ClaudeやChatGPTにウルテクのデータをポンと投げると、勝手に共通キーを探してレポートを作ってくれる。最近では、AIで作った動きのあるHTMLレポートをウルテクに置き、URLの共有だけで社内にもお客様にも展開できる機能も出しています。

HTMLレポートの作成も可能
非エンジニアでもHTML形式のレポートを作成し、社内・社外への共有も可能

福田:これは実は、大企業ならではの課題に関わっています。AIで作ったファイルを自社の商品ページに置こうとすると、会社のレギュレーションで置けないケースがあるのです。ウルテクには置ける。最新の技術をすぐに試せるプラットフォームであることは、些細なようで、私にはものすごく大きなことです。

井上:AIにはいつも「5年後、10年後のAIの未来を考えた上で、いま私が考えているサービスが良いか悪いかを判断してほしい」と壁打ちしながら向き合っています。AIが進化すれば、私たちの提供価値はどんどん増えていく。データとAIで、結果的にみんなが良くなる世界を作れると思っていますし、すごく楽しみです。

ウルテクに関するお問い合わせ

ウルテクは、展示会で集めた名刺や既存リストを登録すると、その企業が自社サイトで何を見ているか、サイトの外で何を調べているかまで分かるBtoBマーケティングエージェントです。部署名や電話番号も確認でき、追う順番と伝える内容を決められます。詳しくはサービス資料をご覧ください。

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この記事の著者

AIdiver編集部(エーアイダイバーヘンシュウブ)

「AIdiver」(エーアイダイバー)は、株式会社翔泳社が運営する、企業およびビジネスパーソンのAIの利活用にフォーカスしたメディアです。経営、ビジネス、日々の業務をAIで変革したい「AIリーダー」の皆さまに役立つコンテンツを発信します。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:ログリー株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2026/09/01 10:00 https://markezine.jp/article/detail/77437

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