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TikTok広告マーケティング最新事例&動向(AD)

NewsPicks事例に学ぶ、TikTok広告活用の新常識「スマートパフォーマンスキャンペーン」とは

3つの機能を1つに統合し、広告主の負担を軽減!SPCの魅力

MZ:では今回、NewsPicksさんが活用されたSPCとはどのような機能なのでしょうか?

TikTok for Business  Japan, Product Solutions and Operations, Product Marketing Manager 楊 順儀(ヤン シュンイ)氏
TikTok for Business Japan, Product Solutions and Operations, Product Marketing Manager 楊 順儀(ヤン シュンイ)氏

楊:SPCは、これまでTikTok for Businessで提供していたキャンペーン予算最適化(CBO)、ダイナミック広告(ACO)、そして自動ターゲティングの3つの自動化プロダクトを1つにまとめた機能です。最大の特徴は広告主様の負担を減らした設計にあります。

 従来のアプリインストール広告のキャンペーン構造においては、配信目的などの全体の概要を設定するキャンペーン階層、ターゲティングや入札戦略などを設定する広告セット階層、動画素材を中心にクリエイティブを設定する広告階層の3つに対して、項目を設定する必要がありました。

 SPCでは広告セットの概念を撤廃し、入札と予算、動画クリエイティブ、広告テキストを設定するだけでキャンペーンを開始でき、広告配信を自動最適化します。

 TikTok独自のレコメンドシステムをもとに、動画とテキストが最適な組み合わせで配信されるため、運用や分析の工数をかけずに、手早く効率の良い配信設計で、広告パフォーマンスを発揮することができます。

 また、どの組み合わせのクリエイティブが良かったかなど、TikTok広告マネージャー上でレポートや配信結果を閲覧できるため、スピーディーに効果を確認し、改善が必要なクリエイティブを特定することが可能になっています。

稲垣:これまでは広告セット単位でターゲティングや予算や最適化対象、入札戦略などを設定する必要がありましたが、それを撤廃したことでキャンペーンの設計から入稿、実際の配信開始までの設定にかかっていた従来のオペレーションコストを大幅に削減することができました。

 TikTok for Businessは広告プラットフォームとして、広告主様や広告代理店様がクリエイティブの運用、分析、改善により時間を使うことができるよう、特に自動化という観点で広告機能の改善に取り組んでいます。

SPC導入のメリット
SPC導入のメリット

楊:TikTokではコンテンツ力の高いショートムービーが流れるフィードに広告が配信されるため、よりTikTokライクな動画クリエイティブを作成、入稿できるかどうかが一つ重要なポイントになってきます。アプリ広告主様、広告代理店様には、今後SPCをさらに活用いただき、広告クリエイティブの磨き込みや改善により多くの時間を使っていただきたいです。

効果の高さから出稿額は2番目に、CPIは28%低下

MZ:SPC導入によって得られた成果を教えてください。

クリエイティブの一例
クリエイティブの一例

大石:今回の取り組みでは、導入前にTikTok for Businessで入稿していたクリエイティブの中でパフォーマンスが高かったものを活用したのですが、導入前に比べてCTRは 13%上昇、CPIは28%低下しました。

 導入したのは2022年の9月頃ですが、現在では広告出稿媒体のポートフォリオのうち約20%はTikTok for Businessが占めており、全体で2番目に大きな媒体となっています。TikTokは今後もユーザーが増えていくと思いますので、今後も継続的に出稿したいと考えています。

楊:SPCはマニュアル設定の必要な要素が最小限になっており、自動最適化の機械学習に任せて配信するシステムなので、導入前は効果に不安を持たれる広告代理店様や広告主様もいらっしゃいます。ですが、今回のNewsPicks様以外にも導入後「CPIが低下した」「インストール後のアプリ内のイベント(課金など)の転換率に好影響が見られた」の評価が得られています。

 現在ではゲームやエンターテインメントなど、幅広いアプリ業界の広告主様の配信アカウントにて活用いただいております。

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SPC活用のコツはクリエイティブの高速PDCA

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この記事の著者

タカハシ コウキ(タカハシ コウキ)

1997年生まれ。2020年に駒沢大学経済学部を卒業。在学中よりインターンなどで記事制作を経験。卒業後、フリーライターとして、インタビューやレポート記事を執筆している。またカメラマンとしても活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2023/12/20 17:15 https://markezine.jp/article/detail/40826

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