NHKは2007年から、BShiとデジタル総合のデータ放送で提供しているデータオンラインサービスで「視聴者の最寄りの避難所」の地図をコンテンツとして放送している。今回のサービスは、そのページを紙に印刷できれば利用範囲が広がるという視聴者からの声に応えたものだという。
今回はじまった印刷サービスは、デジタルテレビと対応プリンタをインターネット接続した状態で利用する。これによって、テレビに表示されたデータオンラインの画面から「最寄りの避難所の地図」を印刷することができる。利用可能なエリアは、現在、関東甲信越地域・近畿地域・東北地域・中部地域で、準備が整いしだい他の地域にもサービスを拡大していく予定。
このサービスは、データ放送の新機能「テレビプリントサービス」を利用したもので、NHKとしてははじめて、リモコン操作でデータオンラインの画面の印刷が可能になった。NHKは今後も、データ放送やデータオンラインで、画面や情報内容を印刷できるサービスを拡大するとしている。
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