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キーワードから学ぼう!デジタルフォレストのWeb解析相談室

「直帰率が40%」は高いのか、低いのか…
直帰率との付き合い方


 「弊社サイトの直帰率は高いのでしょうか?」「直帰率が高いと思うのですが、どう改善すればよいのでしょうか?」これらはよく聞く質問です。今回は多くの方が気にする「直帰率」について、データをどう分析・解釈し、どのように改善すればよいか説明します。【連載バックナンバー】

直帰率40%は高いのか?

 一般論として、直帰率は40%以下に抑えたいなどと言われます。実際のところ、直帰率が5%以下の凄いサイトを見たことがあれば、悲しいかな、95%以上のサイトも見たことがあります。また流入経路等によっても直帰率は大幅に異なります。そのため、40%という数字は参考程度に理解するに留めるのがよいでしょう。では直帰率とはどう付き合えばよいのでしょうか?

 一口に直帰率といっても、ページ単位や流入経路単位で見ると、その値は大きく変わってきます。その中でまずはページ別の直帰率を見るのがよいと思います。そのときページ別の直帰率だけではなく、直帰数もあわせてチェックしてください。

 ページ別の直帰率・直帰数を把握すれば、問題となっているページが明らかになるでしょう。問題ページが特定できたらそれを改善!とアクションする前に、そのページのリンク元URL別の直帰率と、検索流入が多い場合はワード別の直帰率をチェックしてみてください。リンク元URLと検索ワードを見れば、そのページに流入するユーザーの背景を推察することができます。

 ユーザーの背景を知らずに改善するのと、理解したうえで改善するのとでは、その効果は大きく違ってきます。

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この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/22 11:33 https://markezine.jp/article/detail/4835

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