インストリーム動画広告運用の成功パターン
──インストリーム動画広告の広告効果を上げるためには、どんな点が重要ですか?
大畠:動画広告の効果を上げるためには、以下の4つのポイントが重要です。
1.ターゲットデータの精緻化
仮説ベースで複数のターゲットを設定し、ブランドリフト調査の結果を踏まえて「生かすデータ/殺すデータ」を判断。優良なターゲットに予算を集中させることで効果を高められる。
2.フリークエンシー管理の最適化
「最低有効フリークエンシー」と「最高有効フリークエンシー」を見極める。ユーザーが真に認知する回数と、接触回数が多すぎてネガティブになる境界を把握し、予算配分を最適化する。
3.デバイス配信の最適化
PC、スマートフォン、コネクテッドTVといった各デバイスの組み合わせによる効果の違いを検証する。
4.クリエイティブ素材ごとの効果検証
複数の広告素材を使用する場合、単体の効果と組み合わせた効果を検証する。効果の高い組み合わせを発見して次の運用に活かし、逆に効果を下げる組み合わせはデリートターゲティングを行う。
これら4つの視点を統合し、ターゲットごとに最適なフリークエンシーと素材の組み合わせを設計することで、動画広告の効果を最大化できます。単純な接触者・非接触者の比較だけでは不十分で、これらの詳細な分析と改善サイクルが必要です。そうした際の最良のツールとしてUltraImpression様の「UltraImpression Ad Manager」を活用しています。

シニア ストラテジスト 大畠 康明氏
──UltraImpression様から見て、いかがでしょうか。
小原澤:ブランドリフト調査結果に基づく運用は、非常に効果的です。加えて、広告の視認性や視聴完了率が高いインストリーム動画広告の特性を生かすことがカギになります。クリエイティブがターゲットに刺さった時に、効果が高まるからです。
たとえば、複数のクリエイティブ配信の際、視聴完了率やCTRの高いもの、SNSで評判の良いクリエイティブに配信を集中させるといった調整をします。「UltraImpression Ad Manager」では、こうした設定変更を手軽に行うことができます。
TVerやABEMAに出稿できるセルフサーブ型プラットフォーム「UltraImpression Ad Manager」
──UltraImpression Ad Managerの特徴を教えてください。
小原澤:「UltraImpression Ad Manager」は見積りから広告の設定・運用・レポーティング分析のしやすさが特徴です。特に手軽に複数のインストリームメディアの動画広告の買い付けができ、広告会社様が自ら運用できるセルフサーブ型である点が大きな強みです。管理画面の直感的な操作のみで広告出稿いただけるため、非常に使いやすい広告プラットフォームであると考えています。
また、配信ボリュームを見積もれるシミュレーション機能では、プランニング段階から実際の配信効果を予測できます。

業務推進チーム UIAMセールス担当 小原澤 慶樹氏
──広告会社サイドから見て、使い心地はいかがですか。
山田:メリットは、運用の自由度の高さです。自社側で配信設定や在庫コントロールを細かく調整できるため、ブランドリフト調査の結果を踏まえたPDCAを速やかに回せます。
また、広告会社としてUltraImpression社と直接連携できる点も魅力です。チャットでリアルタイムにコミュニケーションを取りながら、技術的疑問や運用上の課題をスピーディーに解決できています。
大畠:とにかくインターフェースがシンプルで使いやすいですね。複雑さを排しながら、必要な機能はそろっているため、すぐに使いこなせます。細かい配信設計を広告会社側で完結して設定できる点も大きな魅力です。媒体社とのやり取りに工数をかけずに、クライアントの意向に沿った設定をスピーディーに行える点は、時間的なメリットも大きいと感じます。
プレミアムコンテンツのリーチ力・高い視聴完了率で、多くのユーザーにメッセージをしっかり訴求できる!
セルフサーブ型動画広告プラットフォーム「UltraImpression Ad Manager」