楽天スーパーDBは、楽天グループのユーザー動向が集約されたデータベースで、4200万人の会員の属性や行動情報を集約し、リコメンデーションやパーソナリゼーションに活用している。
楽天はこのデータベースに、英エクスペリアン社の提供する地域セグメンテーションデータ「Mosaic Japan」を導入した。Mosaic Japanは、ジオデモグラフィック(地理学的・人口統計学的)な分類方法で、住んでいる地域の特性や属性に基づき、日本を町丁目単位で50タイプに分類し、ライフスタイルや地域差による行動傾向などの指標を示したもの。
米国では、「社会階層」によりライフスタイルが変化する傾向が見られるが、日本では、「地域」によってライフスタイルの傾向が出やすいといわれることから、「楽天スーパーDB」の一部にこのデータを組み入れることで、地域特性に基づく会員の行動傾向やライフスタイル傾向を踏まえた、きめ細かい商品やサービスの紹介に活用する。
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