ケーススタディ:“利用後まで続く体験”を設計したご自愛ギフトプラン
これまで見てきたように、ユーザーが求めているのは施術そのものだけではなく、その先に続く「自分を大切にする時間」です。そこでOZmallでは、人気ブランドのヘアケア・ボディケアアイテムを使った施術と、自宅でも同じアイテムを使えるギフトを組み合わせた期間限定プランを企画しました。狙いは、サロンで生まれた心地良さを自宅までつなげることでした。
この企画は、半年間で約3,000人が利用し、ユーザーの口コミでは、「体験の余韻」「新しい商品との出会い」「帰宅後も続く心地良さ」が評価されました。
【ユーザーの口コミ】
- 「初めてでもリラックスしながら気持ちのよいすてきな時間を過ごせました。その後も明るい気分でよい一日を過ごせました」(40代女性)
- 「このブランドはヘアケアラインがあったのを知らず、試せてよかったです。いい香りですね」(50代女性)
- 「気になっていたスカルプクレンジングは清涼感がこの時期にピッタリで、早速ネットで購入してしまいました」(40代女性)
商品や施術そのものではなく、「ユーザーにどんな気持ちで帰ってもらうか」という体験全体を設計すること。それが、これからのブランド価値を生み出す1つの方法なのではないでしょうか。
まとめ:「整った先の気持ち」までが、美容体験の価値になる
職場ネイルを「自分の気分を上げるため」に選ぶ人が過半数だったように、美容サロンに求められる価値は、外見を整えるだけではなく、その時間全体をどう豊かな体験にし、内面まで満たせるかへと広がっています。
繰り返しとなりますが、これからの美容は、「何を提供するか」だけではなく、「どんな気持ちになって帰ってもらうか」を設計する時代へシフトしていくと予想されます。その体験は、ユーザーにとっての「ご自愛時間」をどう生み出すかという視点へと広がっています。
次回は、人生100年時代の中間地点を迎えた50~70代のアクティブ世代に広がりつつある「新しい社交消費」について、予約データとアンケートから読み解きます。
