「購入意向が高いから、この商品は売れそうだ」。新商品開発やコンセプト評価の場面では、ごく自然に行われる判断です。もちろんその通りになることもありますが、実際の市場では高い購入意向を獲得した商品が、必ずしも期待通りに売れるとは限りません。なぜなら、「買いたい」という気持ちだけでは、生活者の購買プロセス全体を捉えられないからです。生活者は商品を知り、特徴を理解し、購入したいと思い、店頭やECで候補を絞り、その場の状況の中で1つを選びます。さらに、一度購入したあとも、期待していた価値を実感できるかによって次の選択が変わります。本稿では、「買いたい」が「買う」に変わるまで、生活者の中で何が起きているのかを辿ります。そこから見えてくるのは、「売上とは、生活者の意識と行動が生み出した結果だ」ということです。
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松瀬 智仁(マツセ トモヒト)
株式会社インテージ マーケティングパートナー本部 マーケティング企画推進部 リサーチデザイナー
アンケート調査や消費財を中心としたパネルデータ分析、統計解析などに幅広く従事し、クライアントのマーケティング活動を支援。生活者の意識・行動をベースとした需要予測ソリューションを開発し、新商品やリニューアルにおける開発...
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