CyberZは「ソーシャルゲームの利用実態調査」を行い、その結果を発表した。
フィーチャーフォンからスマートフォンへ移行したきっかけをたずねたところ、1位「ネットでの検索がしやすい」(61.0%)、2位「ゲームアプリが充実している」(44.9%)という結果に。ネットサービスやアプリを活用するためにスマートフォンへ移行する傾向が全体的にみられた。
スマートフォン移行後のソーシャルゲーム利用状況は、「ガラケー時は遊んでいなかったが、スマートフォンになってソーシャルゲームを始めた」(38.2%)が最多に。この結果に「ガラケー時も遊んでいたが、スマートフォンになってから新しいソーシャルゲームを始めた」ユーザーを含めると、移行後に新規のソーシャルゲームを始めたユーザーは約66.9%に。
また、OS別に見ると、iPhoneユーザーはAndroidユーザーよりも、移行後にソーシャルゲームを始める割合が高い傾向にあり、その傾向は男性において顕著であった。
スマートフォン移行後に「ソーシャルゲームで遊ぶ時間が増えた」ユーザーは50.7%を占め、「やや増えた」と合わせると約7割を占める結果に。
また、OS別に見ると、AndroidユーザーよりもiPhoneユーザーの方がソーシャルゲームで遊ぶ時間が増えたと回答したユーザーが多く、中でも女性ユーザーの割合が高い結果になった。
年代別では、iPhoneユーザーは30~39歳、Androidユーザーは15~19歳が高い傾向であった。
スマートフォン移行後の課金金額は、「かわらない」が58.0%、「増えた」「やや増えた」と回答したユーザーは31.0%であった。OS別に見ると、iPhoneユーザーは、Androidユーザーと比較して移行後に課金額が増えたと回答する割合が多く、また、女性より男性の方が移行後に課金額が増える傾向が明らかになった。
【調査概要】
調査時期:2012年12月27~30日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:普段ソーシャルゲームで遊んでいる15~69歳の男女
有効回答数:1,018サンプル
調査機関:マクロミル
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