SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

ECzineピックアップ

BIツール「Tableau(タブロー)」とは? 使いかたとECサイトへの導入メリット


 リスティング広告から在庫管理まで、EC担当者のデータ分析効率を上げるBIツール「Tableau(タブロー)」を紹介します。

高速PDCAに適していないWeb画面によるデータ確認

 はじめまして。プリンシプルの木田と申します。弊社は、Web解析、リスティング運用、SEOのプロとして、そのPDCAサイクルをただ回すだけでなく、高速で回し、お客様が競合他社に負けないスピードでパフォーマンスを改善する支援をさせていただいています。

 「PDCAを高速で回す」ことは、多くのEC事業者が必要なのでやりたいと感じていると思いますが、実は、Googleアナリティクスやリスティング広告管理画面の提供する膨大なデータを、Webサイト画面を通じてブラウザで確認するのでは限界があります。それは以下の理由によるものです。

1.確認したいデータがすぐ出てこない

 データの期間を変えたり、フィルタを掛けたりするにあたって画面の読み込みが発生し、時間がかかります。特に期間を長くすると、なかなかデータが出てきません。

2.データのセグメント軸が十分に細分化できない

 データのセグメント軸がピボットを使っても3つまでと限りがあります。たとえば、 デバイス(第1軸)ごとに新規訪問と再訪問(第2軸)を分け、それぞれに対してメディア別(第3軸)の、セッション、直帰率、eコマースのコンバージョン率、収益を一覧するといったことができません。

3.そもそもビジュアライズ機能が弱い

 リスティング広告管理画面では、複数のキャンペーンについて、日別インプレッション数をグラフ表示するようなことができません。

BIツールを用いたデータ分析で高速PDCAを支援する

  では、Web画面をブラウザで閲覧してデータを確認するのではなく、どのようにしたら高速PDCAが回せるのか?その解が、今回の記事で紹介するBIツールと呼ばれるソフトウェアです。

 BIツールとは、ITトレンドによれば「大量に存在する数値データを分析するために使用するツール」と定義されています。BIツールのBIとは、Business Intelligenceの略です。

 大量の数値データを、担当者自身で分析することを支援するツールであり、「よりスピーディーに柔軟に」対応できる。とされていますが、まさにその機能をGoogleアナリティクスやリスティング広告管理画面から取り出したデータに対して利用することで、PDCAを高速に回すことができるようになります。

 本コラムではBIツールとして、米国シアトルにあるタブローソフトウェア社が開発、提供しているTableau Desktopの最新版8.2を使って、BIツールがEC事業者様のPDCA高速化をどのように支援するかを紹介します。

 Tableau DesktopはPC(Windows、及び、Mac)にインストールするタイプのソフトウェアです。機能制限のない無料トライアル版(アクティベーションから2週間有効)が提供されていますので、興味のある読者の方は是非ご利用ください。ダウンロードはこちらのWebサイトから行うことができます。(続きはECzineで

【関連記事】
買い手と売り手から見た「楽天市場」と「Amazon.co.jp」の違いとは?
Yahoo!ショッピングに出店すべきか 儲けとスマホ対応から考える
主要3モールに出店したら知っておきたい DeNA、Qoo10、YAMADA、ポンパレモールはここが違う!
「香川を代表する讃岐うどんの老舗として、安売りはできない」 ネットショップ開設19年、うどん本陣山田家の今後の戦略
食品と電報の掛け合わせアイデア商品『マシュマロ電報』が大ヒット!軌道に乗るまでわずか3ヵ月の秘訣とは

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
ECzineピックアップ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

株式会社プリンシプル WEB解析事業部長 木田 和廣(キダ カズヒロ)

1989年早稲田大学政治経済学部卒業。豊田通商の南米駐在員として自動車販売に従事。ソフトバンクグループの株式会社カービューへの転職をきっかけにオンラインマーケティングの世界に入る。その後、大企業向けWeb解析ソリューション WebTrendsの営業を経てコンサルタントに転身。2009年には Goog...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/11/11 20:09 https://markezine.jp/article/detail/21243

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング