TikTok Adsは、日本におけるTikTokユーザーの動向と実態をまとめた「TikTokユーザー白書（2019.8）」を発表した。本白書は、TikTokユーザー（1,036名）と非ユーザー（1,036名）に対する調査と過去の関連調査データを活用してまとめられた。

5G時代に向け人びとの行動も動画中心へシフト

　TikTokユーザーに対して、TikTok利用後の行動変化に関して調査したところ、「文字や画像より動画を見ることが増えた」回答者が4割を超え、「写真よりも、動画を撮ることが増えた」（17.5％）ということもわかった。

44％以上がTikTokの音楽を口ずさんでいる

　TikTokユーザーの44％以上が「TikTokで聴いた音楽を思わず口ずさむ」と回答した。「TikTokのことが友人間で話題になる」（28.4％）、「TikTokでみたHow toを実践」（18.5％）といった回答も多く、ユーザーの生活にTikTokが根付き始めているという。

平均視聴時間は42分、スキマ時間やお昼休みなど、在宅時以外にも視聴

　次に、TikTokを利用している時間帯について質問したところ、27.8％のユーザーが「その他空き時間」と回答した。そのほか、お昼休みや移動中など、家にいる時以外にも日常生活の様々なシーンでTikTokを視聴していることがわかった。また、別の調査（※）では、1日あたりのTikTok平均視聴時間は42分という結果も出ており、ユーザーは1日におおよそ160～180本の動画を見ていることになるという。

※TikTok Internal Data /App Annie : 2019.05

TikTokユーザーは変化に富んだ人生に価値を感じる傾向

　TikTokユーザーと非ユーザーの価値観や生活習慣を比べたところ、TikTokユーザーは「変化に富んだ人生を送りたい」と回答した人が8.3％多く、「生活を楽しむためにお金を使う」人も5.7％多かった。

【調査概要】
調査時期：2019年4月10日（水）～4月14日（日）
調査方法：インターネット調査（調査委託先：マクロミル）
調査人数：TikTokユーザー：1,036ss、TikTokノンユーザー：1,036ss
調査対象：全国15～69歳の男女

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