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BtoBマーケティングの開拓者たち

【決定版】ウェビナー施策を成功に導くためのTips(企画・運用・集客編)

【ウェビナー集客のTips】ウェビナーに参加したきっかけは?

 ウェビナー担当者の多くが最も悩んでいるのが集客でしょう。これは【ウェビナー企画のTips】で述べたように、目的を明確にした上で、それに合った企画が設計されていることが本質です。極論、ウェビナーの目的に合致している課題を持つ方に1人でも参加していただければ、集客は成功なのです。有象無象に集客し、見込みの薄いリードにアポ電をかけまくり、参加者にネガティブな印象を植え付けてしまう……これでは誰も幸せでありませんよね。ですので、盲目的に「数を多く集めること」はおすすめしません

 このような前提に立ち、少しでもターゲット層を取りこぼさないための【ウェビナー集客のTips】をご紹介します。

ウェビナーに参加したきっかけ 1位は「会社からの指示」

 「2021年にウェビナー(ウェビナー)に参加した⼈の意識調査」(資料JP調べ)では、参加したウェビナーを知ったきっかけは、一番多かったのは「会社からの指示」でした。上司が部下に参加を促すような、業務の学びにつながる企画が求められていることの表れでしょう。

 その次には「メールマガジン」「セミナー情報サイト」が多く、自社のハウスリストへメルマガで告知することは集客においてマストです。また今やSNSでビジネスの情報を収集しているビジネスパーソンも多いので、SNSでの告知の有用性も増しています。

無料のセミナー告知媒体も積極的に活用すべし

 また、意外にも「セミナー情報サイト」での集客効果も見逃せません。最近はこのようなサイトが急増していますが、運営会社の信頼性や会員規模で選ぶのが良いでしょう。自社が集客したいと考えている層とマッチしているかどうかも重要です。そのサイトに掲載されているセミナーや、人気のあるセミナーのカテゴリを確認し、自社のターゲット層とずれていないかを確認しましょう。

 各サイトの集客力、自社とのマッチング度合いについては、実際に掲載してみなければわからない側面もあります。初めは多くのサイトで試してみて、反応を見ながら徐々に絞っていくのが良いでしょう。

 実際に私がBtoBマーケティング分野のウェビナーで活用していておすすめできるサイトの一部を紹介します。無料で掲載できますので、「ウェビナー集客の広告予算なんてない……」という方もぜひチェックしてみてください。

TECH PLAY
パーソルグループが運営する大手セミナー集客サイト。WEBマーケティング、クラウドサービス、プログラミングなど、ITにまつわるテーマに強い。イベント管理機能が充実。

こくちーずプロ
50万人以上が利用する集客プラットフォーム。ビジネス分野だけでなく、福祉やスポーツなどといった幅広いテーマのセミナーが掲載されている。

Peatix
世界27ヵ国で840万人が利用する大手のイベント集客サービス。勉強会セミナーから音楽・アートイベント、季節の催しなど、オンライン・オフライン問わず様々なイベントが掲載されている。

 今回の記事では、ウェビナーの「企画」「運営」「集客」のTipsについて解説しました。次回は、「集客」のTipsの続きとして、要となる施策「メルマガ」活用にフォーカス。さらには、ウェビナーマーケティングの成否を決める「リード選定・フォローアップ」のTipsについて、紹介します。ぜひご期待ください。

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この記事の著者

堅田 遼(カタダ リョウ)

株式会社Bizibl Technologies 最高収益責任者
京都大学 経済学部 卒業後、不動産業界特化SaaSを提供する株式会社いえらぶGROUPに新卒入社。新規法人営業部責任者を務める。 2021年よりウェビナーマーケティング事業の株式会社Bizibl Technologiesに参画し、最高収益責任者に就任。 BtoB業界で活躍するマーケターをゲストに迎え、ウェビナー活用について徹底ディスカッションするプログラム「THE WEBINAR」...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/01/24 09:30 https://markezine.jp/article/detail/40807

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