視聴完了率45%超え!デジタルとリアルを横断した驚異的な反響
——今回のキャンペーンによって、現状どのような成果が得られていますか?

西澤(カゴメ):定量面では、今年の2月に価格改定を実施した背景がある中でも、2026年度(1〜3月)の出荷数量はしっかりと計画どおりに進捗しています。定性面では、「スムー人」の親しみやすさが好評を博しており、社内外からポジティブな声が数多く寄せられています。また、キャラクターステッカーなどのノベルティを作ったことで、社員が自分のPCに貼るなど、身内からの愛着も深まりました。
——「営業の心に火を付ける」というお話がありましたが、実際の反響はいかがでしたか。
西澤(カゴメ):カゴメは凄まじい数の商品を扱っており、営業担当者は一人でそれらすべてを提案しなければなりません。そのため、1品1品にいかに熱意を持ってもらえるかが非常に大きな課題でした。今回の企画をご提案いただき、サンボマスターさんの曲を使ったプレゼンが終わった直後、社内の人間だけで集まって「これでいこう!」と一気に盛り上がったんです。その熱意が伝播して、今は現場の営業パーソンが強い関心とモチベーションを持って商談に向かってくれています。
——YouTubeやSNSなどデジタル施策での反響はいかがですか?
丸山(サイバーエージェント):YouTubeでの動画再生数は公開から2ヵ月弱で1,000万回を超え、初速の5日間だけでも300万再生を突破しました。特に注目すべきは、1分を超えるドラマ仕立ての動画でありながら、視聴完了率が45%を超えている点です。最後まで見ごたえのあるクリエイティブに仕上がった証拠だと捉えています。
赤間(サイバーエージェント):ショート動画に関しても、事前のシミュレーションを大きく上回る数値を叩き出しています。SNSでも「久しぶりに広告を最後まで見たいと思った」といったダイレクトな反応をいただいており、コンテンツとして広告を届ける手法が大きく奏功しました。
「選ばれる補食」を目指して。メンタルも支えるブランドへ
——今回の取り組みを振り返って、カゴメとしての今後の展望をお聞かせください。
西澤(カゴメ):「野菜生活100」自体は約30年の歴史がありますが、この「Smoothie」シリーズはまだ10〜15年弱と比較的若いブランドです。食事が簡素化され、野菜摂取量も下がりがちな現代において、従来の飲料の枠を超えた価値が認められつつあります。今回のキャンペーンを通じて、「挑む人を支える」「飲料と食事の中でシームレスな存在」というブランドの根幹価値を改めて言語化できました。今後も情報のアップデートを行いながら、健康の支えになりつつ、メンタル的にも応援できるブランドであり続けたいと思います。

——最後に、制作チームの皆様から今後の挑戦や展望をお願いします。
赤間(サイバーエージェント):「野菜生活100 Smoothie」をより多くの人に愛し続けてもらうため、新しいターゲットのインサイトを的確に突き、「スムー人」を商品の代弁者として育てながら、引き続き伴走していきたいと考えています。
丸山(サイバーエージェント):戦略、クラフト、そしてトリプルメディアを掛け合わせた象徴的な事例になりました。この知見を蓄積し、さらに効果が出るメディアプランや企画のブラッシュアップで、次なる展開につなげていきたいです。
眞鍋(PARTY):まだ“生まれて間もないよちよち歩き”のキャラクターですが、いずれは自分の足で独り歩きして、生活者のそばに本当に立っている存在になって欲しいです。商品と一緒に「こんな一面もあったんだ」と発見し続けられる存在として、私たちが先に飽きることなく、一歩一歩着実に育てていきたいですね。
鈴木(HOLIDAY):キャラクターには、ご当地キャラやアニメなどライバルがたくさんいます。いずれは街中の人に「好きなキャラクターは何ですか?」と聞いたときに、「スムー人」の名前が自然と挙がってくる存在になったらなと思います。
