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モーリ・タローの投げっぱなしソーシャル

元カレに知らないうちに招待状を送っていないか? Facebookの「連絡先のインポート」と「招待状の送付」についてのまとめ


 Facebookにはいくつかトラブルにハマりやすいポイントがある。その代表が連絡先のインポートと招待状の送付だろう。これらはひとまとまりの機能で、とくに招待状については、自分で気づかないうちにあちこちにメールを送ってしまっていた、というトラブルが散見される。今回は、Facebookが連絡先をどう扱っているかを中心に見ていこう。

連絡先を取り込むことで、つながりやすくなるのだが…

 連絡先のインポートと招待状の送付は、PC用のインターフェイスであれば、画面左側のメニューの「つながりを検索」欄にある「友達を招待」から実行できる。

 Facebookのさまざまな機能やインターフェイスと同様に、この機能もまた頻繁に改修されているが、この記事を書いている時点でキャプチャしたのが次の画面だ。

 Yahoo! JAPANをはじめとする各種のメール、SkypeやAIMといったメッセージなど、外部サービスの連絡先をFacebookに取り込む(インポートする)ことができる。さらに、キャリアがauならば、ケータイのメール履歴もインポートできる。

「友達を検索」画面
「友達を検索」画面

 このように多様な外部サービスから連絡先を取り込ませようとしているのは、Facebookは友達がある程度の人数いてはじめて楽しくなるサービスだからだ。つまり単純に友達を増やしたいわけだが、Facebookは出会い系サイトではなくSNSなので、誰彼かまわずというわけにはいかない。そこで、実生活で既につながっているユーザーを探すために、既存サービスから連絡先をインポートさせているのだ。

 こうやってインポートされた連絡先は、次の3つの方法で利用される。

1. これまでにメールをやりとりしたことのある友人・知人のなかから、Facebookをやっている人を見つける

2. Facebookをまだ始めてない友人に、勧誘メールや招待状を送る

3. 取り込んだメールアドレスをもとに「知り合いかも?」欄にユーザーを表示する

 多くのユーザーが期待しているのは、1の機能だろう。ふつうにFacebookを利用する人にとってみれば、自分の知り合いでFacebookをやっている人をまとめて検索でき、友達リクエストも送信できる。友達も一気に増えるし、ニュースフィードもにぎやかになるから「いいね!」の押し甲斐も上がってくる。

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モーリ・タロー(モーリ タロー)

フリーダムなIT系編集者・ライター
90年代半ばからIT系書籍編集者として『FreeBSD徹底入門』『ウェブログ入門』『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』などを手がける。
2008年に独立し、ソーシャルメディア、オープンソース関連を中心に執筆活動を行う。
2012年4月から、株式会社はてな シニア・エディター。

●hatena: http://www.hatena.ne.jp/mohri
●twitter: http://twitter.com/mohri
●Facebook: http://www.facebook.com/imkt5l

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/07/02 17:13 https://markezine.jp/article/detail/15967

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