キャンペーン概要
時期:2016年
国名:カナダ
企業/ブランド:Danone
業種:食品
「あれ、ここの広告、今朝と内容が違う気がする」
ヨーグルトやミネラルウォーター、シリアル食品などを世界的に製造・販売している大手食品関連企業「ダノン(DANONE)」。
同社がカナダの高速道路沿いで、リアルタイムの渋滞状況によってデザインが変わる、広告業界初の屋外デジタル広告を実施しました。
どの広告にも、同社の飲むヨーグルト「DanActive」で力をつけて“力強く乗り越えよう”、という商品のコピーが添えられています。以下、4段階の渋滞レベルに合わせたコピーとクリエイティブをご紹介します。
1.渋滞度:4(制限速度の20%以下しかスピードを出せない渋滞時)
「現在、制限時速3km…DanActiveで乗り越えよう!」
2.渋滞度:3(制限速度の20~34%しかスピードを出せない渋滞時)
「家に早く帰る道(方法)はなさそうだ。DanActiveで乗り越えよう! 」
3.渋滞度:2(制限速度の35~64%しかスピードを出せない渋滞時)
「朝からお気に入りのブラウスにコーヒーをこぼしちゃった。DanActiveで乗り越えよう!」
4.渋滞度:1(制限速度の64%以上スピードを出せる渋滞時)
「週末まであと○日!DanActiveで乗り越えよう!」
この他にも、「Don Valley Parkway」など特定のエリアでは、エリア名にかけてシャレを盛り込んだ、皮肉的でユーモアのあるコピーを展開しました。
「駐車場までまだまだ辿り着けそうにないから(Parking away)、ここは“Parkaway”って呼ばれているんだね。」
Web広告では既に一般的なターゲティング広告。今後屋外広告の分野でも、ますますリアルタイムデータを活用したデジタル広告が増えていきそうですね。
参考サイトはこちら
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記事転載元:AdGang