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運用型広告時代の要!トレーディングデスク最前線(AD)

動画広告を運用するとは?!データ分析による「最適化し続ける動画クリエイティブ」

コスト最適化とともにスピードも速く

高瀬:もともとは細かくデータ取得できなかったテレビがそこまで進歩しているんだから、Webの動画広告はもっとデータドリブンに改善できると思うんです。

 最近ではテレビCMと動画広告の最適な組み合わせや予算の再配分を模索する企業も増えています。Web動画広告を運用して得られた要素をテレビCMに展開することもできますし、弊社ではテレビCMの効果の可視化にも取り組んでいるので、様々な形で課題解決に貢献できるかと思います。

大川:「最適化し続ける制作」に話を戻しますと、この取組はコストを減らすだけではなく、スピードもぐっと速めます。冒頭でお話したように、動画広告は映像作品の文化が背景にあるからか“完パケ納品”が基本で、納品や少しの作り変えにもとにかく時間がかかるのが常でした。でも、それではスピードが速いネット広告との連携は困難です。その点も解消できるはずです。

――完パケ納品ではなく、「最適化し続ける制作」だと、課金のあり方はどのようになるのでしょうか。

大川:制作稼動する月あたりの課金や、ある程度の修正本数を込みにした制作費を設定するなど、柔軟に対応していくつもりです。

――「最適化し続ける制作」はどういったマーケティング状況に特におすすめでしょうか?

高瀬:どちらかというと、ブランディング施策よりは、マーケティングファネルの中程から下部への落とし込みに適していると考えています。

制作から分析までワンストップで企業ニーズに応える

――どちらかというと、コンバージョンに近いほうですね。

高瀬:ええ。当然、優れたアイデアで大きなバズを狙う動画や、撮影にすごく凝った動画はこれまで通り機能すると思います。でも、それはファネルでいうと上部、アウェアネスの部分で有効なことが多いですよね。我々はご指摘のようにコンバージョンに近い部分や、ブランディングよりはダイレクト系をまずは想定しています。

 ただ、アウェアネスを狙う企業にも「秒単位で反応を見て素材を切り替えたい」という要望はあるので、視野に入れていますし、寄与できると思いますね。

――ありがとうございました。では最後に今後の展望と、意気込みをぜひ聞かせてください。

高瀬:今まさにテストケースが進行中なので、近いうちに効果を含めて事例を発表するつもりです。もう少し大きな視点でいうと、当社としては、最終的に動画広告の新しい効果指標を提案したいですね。秒単位の視聴データとその先のアクションをひもづけて、動画広告の効果を高めるのに役立つ指標を探っていきます。

大川:これだけ動画広告が主流になると、ヒットした動画の共通点をデータ的に分析していくことも可能なはずなので、実制作に活かせるファクトを蓄積していきます。当社は、新しいメディアやインフラを活かして、この時代ならではのカルチャーとスターを創造することを目指しているので、今回の取り組みを通して企業の事業に貢献しながら、広告を含めた動画の分野をもっと活性化させたいですね。

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/08/09 15:02 https://markezine.jp/article/detail/26858

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