ピーステックラボは、同社が運営を開始するシェアリングサービス「Alice.style(アリススタイル)」と、ヤマト運輸が提供する「配送連携API」の連携を発表した。
「Alice.style」は、家電や生活用品の貸し借りを可能にする、BtoC、CtoC向けのサービス。SNSで「いいね」した商品を体験してみたい、商品を購入前に使ってみたい、毎日使わないのに場所をとるモノがある、トランクルームに預けたままのモノがある、といった消費者課題を解決の解決を目指し、10月29日にリリースされる。
また、ヤマト運輸の「配送連携API」は、アプリなどに登録した情報を利用することで、従来は手書きしていた送り状を、スマートフォンを介して発行できるようにしたもの。「匿名配送」にも対応し、送り状に住所の記載がなくても荷物をやり取りができるため、フリマアプリのユーザーなどに利用されてきた。
「Alice.style」では、貸し借りが成立すると、貸し手と借り手のユーザーの双方に2次元コードが付与される。貸し手は、全国のヤマト運輸の営業所やファミリーマート店舗などから、2次元コードをかざすだけで送り状を発送できる。
また「匿名配送」によって、住所などの個人情報を相手方に知られることなく、商品をやり取りすることも可能。借り手も同様に、商品の使用終了後、付与された2次元コードを使用して商品を返却する仕組みだ。なお、運賃の精算は「Alice.style」アプリ上で完結し、商品の発送時に支払いの必要はない。
【関連記事】
・ヤマト運輸とYahoo! JAPANが連携 ヤフーのアプリで宅配便の配送予定を通知
・ヤマト運輸、LINEで宅配便配送予定の通知をスタート 公式アカウントの友だち以外も対象
・ヤマト運輸、4月1日よりTポイントを導入
・ヤマト運輸とDeNA、自動運転社会を見据えた次世代プロジェクト「ロボネコヤマト」の対象エリアを拡大
・最も評価が高い日本のWebサイトは?/一般企業は「ヤマト運輸」が1位【日経BPコンサルティング調査】