SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZine Day 2019 Autumn

サンリオと丸亀製麺が挑む来店効果の可視化 LINE、店舗解析、アプリをどう活用しているか

 2019年9月12日、13日にホテル椿山荘東京にて開催された「MarkeZine Day Autumn 2019」から、サンリオの木村真琴氏とトリドールジャパンの神谷亮介氏による「サンリオ・丸亀製麺が実践する来店成果の可視化~来店送客手段としての『ガンダムvsハローキティ』、検証手段としてのデジタル認証~」のセッションレポートをお届けする。派手なキャンペーンの裏側で展開された効果測定について、具体的な仕組みを解説。セッションの後半では、直近の来店計測に関する取り組みについても紹介された。

LINEを使って反応を掴む

 今年、ファン参加型のプロジェクトとして大きな話題を呼んだ「ガンダムvsハローキティ」対決プロジェクト。「機動戦士ガンダム」40周年、そして「ハローキティ」45周年を記念した両者の対決キャンペーン。「ガンダム・キティLINE公式アカウント」を友だち登録後、ガンダム派かキティ派を選び、各ステージに参加することで、選んだキャラクターを応援でき、LINEの中でポイントを貯められる。獲得ポイントの高いユーザーをランキング化、オリジナル商品などをプレゼントするというもの。既存・新規顧客へのアプローチという目的の他、その成果をいかに可視化していくかということまで考えて展開されている。

 「ファン層が異なるということは、オールターゲットを取り込めるということです。これだけ広い層に多角的にアプローチできる企画はなかなかありません。そういう意味では、あらゆる企業とコラボできるこれまでにないまったく新しいキャンペーンになると確信していました。サンリオと創通が協働で営業するスタイルでキャンペーンを展開しています」(木村氏)

株式会社サンリオ CMO マーケティング本部長 木村真琴氏
株式会社サンリオ CMO マーケティング本部長 木村真琴氏

 本キャンペーンの特徴は店頭で行った施策の成果をデジタルで可視化できるというところにあると木村氏。LINEというプラットフォームを使うことにより、参加者数や参加頻度などの数値を取得できるようになったのだ。また、プッシュ配信を使うことで興味ある人に効果的に情報を届け、かつその反応まで把握することができる。

 キャンペーンに先立ち、まったく世界観の違う2つのキャラクターがコラボレーションしたキービジュアルとプロジェクト特別PVを制作した。これはハローキティとガンダム共同で、制作が実行されたそうだ。

ガンダムvsハローキティプロジェクト特別PV第1話「ハローガンダム」
(C)創通・サンライズ (C)’76,’19 SANRIO著作(株)サンリオ

 

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
丸亀製麺のアプリを活用した再来店施策

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZine Day 2019 Autumn連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

石川 香苗子(イシカワ カナコ)

ライター。リクルートHRマーケティングで営業を経験したのちライターへ。IT、マーケティング、テレビなどが得意領域。詳細はこちらから(これまでの仕事をまとめてあります)。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/11/01 08:00 https://markezine.jp/article/detail/32074

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング