フリークアウトは、「消費者のコネクテッドテレビ利用状況と広告への態度変容傾向の調査」を実施。その分析結果の概要を公開した。
同調査は、日本においても消費者がコネクテッドテレビの広告に接触する機会が拡大している中、消費者のコネクテッドテレビ利用状況の実態と広告への態度変容傾向を明らかにするために実施された。
コネクテッドテレビの利用率は半数以上
はじめに、コネクテッドテレビデバイスを利用している消費者は57.8%と半数以上を占めることが明らかに。また、コネクテッドテレビデバイスを利用している消費者が、テレビデバイスでテレビ番組を視聴する時間は1日平均約122分、テレビデバイスでネット動画サービスを視聴する時間は1日平均約72分だった。
これまで主にテレビ番組を視聴するために利用されていたテレビ画面だが、ネット動画サービスも日常的に視聴するデバイスへ変化していることがわかる。
テレビデバイスは好感度の上昇に効果的
次に、半数を超える56.1%の人が、商品やサービスを購入・利用するきっかけとなるのはテレビデバイスの広告だと回答。好感度の上昇も、テレビデバイスが他のデバイスと比較して一番効果的であるという結果になった。
大画面×音声×高画質の動画という特徴のあるテレビデバイスを通じた広告は、効率的かつ効果的なコミュニケーションを図ることができると考えられる。
調査概要
調査主体:フリークアウト
調査対象:15歳~69歳の男女
集計地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査時期:2021年2月26日~27日
有効回答数:1,100サンプル
調査実施機関:ジャストシステム
集計方法:人口構成比に合うようウェイトバック集計を実施
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