SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

1年で友だち登録数を約2倍、「写真のお部屋」経由の注文を約122%に伸長!キタムラのLINE活用施策

ミロゴスの支援により、注文数は前年度比約122%に

──注文ボットをはじめ、LINEを活用した施策を推進するにあたり、ミロゴスに支援を依頼されたとうかがいました。ミロゴスから受けた支援の内容を教えてください。

 支援を依頼した2019年時点で、注文ボットのシステムは既に完成していました。ミロゴスさんにはお客様が利用された際に発生したエラーの原因を割り出し、改修するところをサポートいただきました。

 LINEの操作手順は人によってまちまちです。たとえば写真のお部屋の場合、メニューから「写真のお部屋」をタップし、ご案内に沿って操作をすれば問題なく注文できますが、お客様によっては過去のメッセージをさかのぼって操作される方もいらっしゃいます。つまり、こちらが想定していない注文フローが存在していたのです。

 そこで、ミロゴスさんから「不要なサービスをそぎ落とし、注文動線を簡略化することでUI/UXを向上できるのではないか」と提案いただき、改修に着手。その結果、2021年度の注文ボットを経由した注文数は前年度比で約122%に向上しました。

 また、メニューのカスタマイズもミロゴスさんから提案いただきました。キタムラでは複数のサービスを展開しているのですが、LINE上に表示できるメニュー数には限りがあります。「もっとたくさんのコンテンツがあるのに、お客様に伝えられていない」と感じていたところ、リッチメニューAPIの活用を提案いただきました。

タブを切り分け、UXをさらに改善

──リッチメニューAPIとは具体的にはどのような施策でしょうか?

 具体的には、メニューの上に「カメラのキタムラ」「スタジオマリオ」と2種類のタブを設置しました。LINE社が元々提供しているメニューにはタブがないのですが、APIを連携させることによりタブを追加したのです。

「カメラのキタムラ」「スタジオマリオ」の2つのタブに切り分けられたリッチメニュー

 カメラのキタムラのお客様の中には、当社がスタジオマリオも運営していることをご存じない方もいらっしゃいます。しかし、タブを分ける仕様にしたことで、一目で我々の事業内容をご理解いただけるようになりました。副次的なPR効果も得られています

──ミロゴスのサポートはどのような点が優れていたと思いますか。

 注文ボットやメニューのUI/UX改善で、提案力の高さを強く実感しました。また、施策を進める上で密なコミュニケーションがとれた点も非常にありがたかったです。ミロゴスさんとは月に1回、定例会を開催していますが、当社側で疑問点があれば電話やSlackなどで適宜質問することができました。そのおかげで、施策のスピーディーな改善につなげられたと思います。

次のページ
友だち登録数が前年比約2倍を達成

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/12/13 10:00 https://markezine.jp/article/detail/40638

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング