キリングループが「OWNLY」を使い続ける理由
MZ:キリングループ様がOWNLYを長年活用し、標準キャンペーンプラットフォームに位置付けた理由や魅力をお聞かせください。
森永:単純に「ツール提供者と利用者」という関係性ではないところにあると考えます。施策を回すサイクルの中で、スマートシェア様にはプラットフォームの枠を超えた相談を色々します。お互いがより価値を高めていくために協力していく関係性を築いていけること。継続の一番のポイントはここにあると感じています。
吉岡:OWNLYは、累計850ブランド以上にサービスを提供、その際に実施されたSNSキャンペーンのデータがあります。これらのノウハウや知見を活用した支援は、私たちだからこそ提供できるものです。
MZ:SNS施策の取り組みの成果として実感されていることがあればお聞かせください。
森永:商品を購入された方だけが参加できるマストバイキャンペーンは、お客様の購入促進につながっていると思います。
吉岡:キリングループ様には、OWNLY上で年間450~500件ほどのSNS施策を実施いただいています。そのデータの内訳を見るとマストバイキャンペーンの実施件数が全体の約半数を占めているのです。
森永:「このキャンペーンに参加したいから商品を購入しよう」と決める方もいらっしゃるのでしょう。
加えて、小売店様などの流通側に商品を置いていただくメリットを伝えられるようになったと感じています。SNS施策で情報が拡散されることで、お客様の目にとまり、購入される可能性が高くなると営業が流通側に伝えやすくなりました。
吉岡:私たちとしては、OWNLYの提供を通して、キリングループ様と消費者の方々の接点を増やすことはもちろん、キリングループ様の棚を増やすことも目指しています。
何より、キリングループ様の営業担当の方と流通側が「OWNLYを使ったキャンペーンでこんなことができる」などと語っている事実は非常に誇らしいことです。キリングループ様社内のDX推進にもつながっているのではないでしょうか。
森永:そうですね。まさにデジタル施策の利活用促進につながっていると思います。
消費者や流通との接点を広げていくために
MZ:最後に、今後の展望や展開についてお話しください。
森永:大きく分けて2つのことを考えています。まずは武器を増やすこと。お客様に「面白い」と思っていただける施策をもっと増やしていきたいと思います。SNS自体も進化し続けているので、私たちとしても、より楽しいキャンペーンを届けていきたいです。
キリングループは「食領域」「ヘルスサイエンス領域」「医領域」の3つの事業ポートフォリオを有しています。現在は食領域でのデジタル活用が中心ですが、今後はヘルスサイエンス領域にもデジタル施策を浸透させていきたいと考えております。
吉岡:キリングループ様向けの支援に関しては、これまで積み重ねてきたことをベースに、よりクオリティーの高い、価値あるものを提供していきたいと思います。
加えて、今後スマートシェアとしては流通側と直接つながりを持っていきたいと考えています。私たちがキリングループ様と流通側をつなげることができれば、今行っていることをより簡易に、かつさらに多くの良質なキャンペーンが実施できるのではないかと。スーパーマーケットやドラッグストア、ディスカウントストアなど、顧客基盤を広げていくことで、キリングループ様をはじめとするメーカー様と流通側をつないでいくことを考えています。
SNSキャンペーンを検討されている方へ
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