ビジネス情報誌『週刊東洋経済』は、2007年にモバイルサイトをオープンして以来、雑誌にはないコンテンツを提供して会員数を伸ばしてきた。今回のリニューアルでは、モバイルサイトのデザインを一新。「キーワード辞書」や就活応援企画など、若いターゲットに向けたコンテンツを充実している。
『週刊東洋経済』は雑誌が苦戦を強いられるなか、2008年秋のリーマンショック後に経済への関心度が高まったことも追い風となり、同前年比9.8%増と部数を伸ばしている。雑誌発売日メールを発売日前日の夜に配信することで、月曜の朝、出勤時間に購買を促す仕掛けをとっており、会員数は現在1万人を超えている。
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