Yahoo! JAPANの実験的なプロダクトを公開する「Yahoo!ラボ」では、サービスを体験して評価やコメントを投稿することができる。
公開されているサービスは現在9つあり、開発者もさまざま。Yahoo! JAPAN研究所が開発した1000万画像を1秒以内で検索できる「VisualSeeker 」は、キーワードではなく、指定した色や形をもとに類似画像を検索する。
京都大学 田中研究室の山本岳洋氏が開発した「Rerank」では、「この単語は重要」「この単語はいらない」といった意図を簡単なインタラクションで表現して200件の検索結果をダイナミックに並び替えることによって、普段は見ないような下位にある検索結果からも、有用な情報を探すことができる。
また、ヤフーの社内のデータ集計ツールだった「サーチのなかみ」は地域別と性・年代別の2つのツールとして公開。ワードの検索数を都道府県別に分析し、その分布を地図でグラフィカルに提示したり、検索における男女比や年代・職業別の割合、検索頻度の時間別推移グラフなどの統計データを見ることができる。
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