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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Autumn

BEST OF MARKETING AWARD 2027

AI一律化時代に勝つ「体験としてのブランディング」──木村元氏に聞く、次世代マーケティングの王道

成功の裏には必ずロジックがある。ブランド価値向上の「再現性」を生むヒント

──「体験価値」や「ブランド価値」といった曖昧なものを、企業として正しく評価し、事業に結びつけるためには、どのようなアプローチが求められますか。

 これまで定性的な「体験」の重要性を語ってきましたが、それを事業として推進する以上、それが「本当に事業成長のためになっているか」を証明する土台は絶対に必要です。

 世の中には、天才的なクリエイターが手掛けた施策がバズったり、あるアイドルグループが突如として爆発的な人気を得たりする現象があります。一見するとセンスや奇跡のように思えますが、その裏には必ず明確なロジックと事実が存在します。「どのようなマインドセットを持った人が共感しているのか」「なぜ無料でコンテンツを見られるのに、わざわざグッズまで買いに行くのか」。そうした感情の動きの裏側にある事実を突き詰め、数値化し、可視化していくこと。それによって初めて、感覚的だった成功に「再現性」が生まれるのです。

──自社のブランド価値をどう因数分解し可視化していけば良いのか、ヒントをいただけますでしょうか。

 まず大前提として、「すべての企業に当てはまる万能なフレームワークはない」と理解することが重要です。たとえば同じカフェチェーンであっても、スターバックス、タリーズ、サンマルクカフェでは、売上を生み出すロジックツリーは根本的に異なります。

 多くの企業は、認知率、配荷店舗数、NPSといった一般的な中間指標をKPIに置きがちです。しかし、そこからさらに「自社独自の因数分解」をしなければ本質は見えてきません。

 認知率ひとつをとっても、ただ「名前を知っているか」だけでなく、「自ら思い出してくれるか」や、「購入の選択肢に入るか」まで分解する。「認知が上がれば売上が伸びる」といった固定観念を一度すべて捨て去り、自社の事業において本当に意味のある指標を泥臭く洗い出し、独自のロジックツリーを組み上げることが求められます。

──最後に、MarkeZineの読者の方々にメッセージをいただけますでしょうか。

 ブランドの本質的な価値を因数分解し、社内の壁を乗り越えて新しい挑戦を実行することは、決して簡単な道のりではありません。しかし、だからこそ、そうやって皆さんが現場で足掻いて見つけ出した「自社独自の勝ち筋」には、圧倒的な価値があります。

 今回の「BEST OF MARKETING AWARD 2027」では、華やかな結果だけではなく、そこに至るまでにどんな仮説を立て、どう行動し、課題を突破したのかという「プロセス」に出会えることを心から楽しみにしています。一歩踏み出せば、皆さんのその泥臭い実践が、業界を前進させる新しい教科書になるかもしれません。挑戦を恐れず、ぜひ次世代のマーケティングを切り拓く突破口を見せてください。

挑戦を恐れない、すべてのマーケターへ。

MarkeZineでは、現在マーケティングアワード「BEST OF MARKETING AWARD 2027」への応募を受け付けています。書類応募のみで参加可能、締め切りは2026年11月9日まで。皆さんの日々の取り組みや挑戦、先進事例などをぜひご応募ください!

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2026/09/02 07:00 https://markezine.jp/article/detail/77265

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