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「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

三日月がスライスしたライムに!? 月の満ち欠けを活かしたコロナの看板広告

 海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載。ビールのコロナは、ボトルの口にスライスしたライムをぷしゅっと刺して飲むのがお決まりのスタイル。これを、壮大なスケールで実現した看板広告がNYに登場しました。毎週水曜日更新。

キャンペーン概要
  • 時期:2013年
  • 国名:USA
  • 企業/ブランド:Corona
  • 業種:アルコール飲料

NYの夜をいっそうロマンチックにする看板広告

 コロナと言えば、“スライスしたライムをボトルの口につける”スタイルが定番のビールブランド。そんなコロナがNYマンハッタンの9番街で、ブランドイメージを強化すべく世にも珍しい“ムーン”看板広告を制作しました。

 今回の広告のキーは、ズバリ「月」。月の満ち欠けを活用して、三日月の形になった月を、あたかもビールボトルの口につけるライムに見立てようとする企画です。

 ただし、月の自転、月の満ち欠けが前提の試みですので、ある夜・ある角度からしかこの特殊な広告は姿を現しません。以下の画像は、合成ではなく5月中旬にトライアルで実施した際の広告の模様です。

 時間の経過とともに、徐々に三日月がボトルの口に近付いていき、遂にイメージが完成します。

 こちらの広告の実現には、著名な天文学者らの協力を得て看板の地点や角度、日時などを緻密に割り出して準備したといいます(詳細は最下部の動画をご覧ください)。

 なお、当企画の本番はアメリカ時間の6月14日と15日の夜にマンハッタン9番街の15番通りから見られるそうです。

 ある夜、ある地点の、ある決められた角度から、ほんの短時間だけ姿を現すムーン広告。

 何とも幻想的でオシャレですね。恐らく当日はPRも意図して、メディアも仕込んでいると思われます。ナイスプロモーション!

動画はコチラ

 ユニークな看板広告に関心のある方は下記もご覧ください

世界のアイディア溢れる看板広告27選

参考サイト

AdFreak

 先週の紹介キャンペーン

 記事転載元:AdGang

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この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

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MarkeZine(マーケジン)
2013/06/19 08:00 https://markezine.jp/article/detail/17991

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