SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

キャッシュフローも大幅改善! 買取王子に学ぶ、Amazonギフト券のビジネス活用法

 膨大な会員数を誇る、ネット通販大手のAmazon。多彩な商品ジャンルによる買い物のしやすさから、Amazonギフト券が広く浸透しつつある。そうした中、謝礼や景品、ポイント交換対象など、そのギフト券をビジネスに活用する企業も増えてきた。中でもネットリサイクルサービスの買取王子を展開するティーバイティーは、ギフト券を施策に絡めて大きな成果を得たという。その全貌を、ネット事業部 マネージャーの尾関氏に伺った。

顧客に手間のかからないネット買取サービス「買取王子」

 ティーバイティーが「詰めて・送って・即入金!」のキャッチフレーズで運営しているのが、ネット宅配買取サービスの「買取王子」。Amazonが取り扱うような、本・家電・ブランド品など、広いジャンルの商品を何でも買うというスタンスで展開しており、不要になった物を、極めて手軽に売ることができるのが特長だ。

ネット買取サービス「買取王子」

 ネットでの申し込み後に無料で届くダンボールに、売りたい物を何でも詰めて無料で送り返すだけで代金が自動で振込される。他社であれば、家電やブランド品などジャンルごとに送り先住所が違う場合が多いが、買取王子は何でも一緒に送って構わない。宅配便の送り状も記入済みのものを業者が持ってきてくれるので手間いらずだ。

 そして「買取王子」では法人向けのAmazonギフト券を利用し成果を上げているという。Amazonギフト券を法人が利用する際には、発行手数料やシステム利用費がかからず、ギフト券の金額負担のみで発行・配布ができる。またEメールや会員サイトなど、オンライン上で配布できることから、販促やキャンペーンなど、様々な用途で利用する企業が増えている。では、実際にどういった施策を行ったのだろうか。

換金を粘るだけ得をする! ポイント×ギフト券の仕組みとは

 現在「買取王子」が行っているのは、査定金額が出た際に従来ならば銀行振込で受け取るところを、Amazonギフト券に切り替えできるサービス。ギフト券の発行は、同社のシステムに導入したAmazonのAPIにより、顧客が査定金額を承認した瞬間に行われ、メールでギフト券のコード番号が送られる。この仕組みを、2012年頃にAmazonから提案を受け、2013年8月に導入した。ちなみにティーバイティーは、国内で初めてこのAmazonギフト券のオンデマンド発行を始めた企業。また、同社の関連会社では法人向けAmazonギフト券発行代理サービス「デラe」を現在取り扱っており、Amazonのサービスに理解があったため導入にも素早く対応できた(関連記事はこちら)。

 また同社は導入に際し、顧客にAmazonギフト券で交換するメリットを感じさせるためのキャンペーンを始めた。

キャンペーン概要

 まずAmazonギフト券のオンデマンド発行を導入した時期に独自のポイント制度を始めた。これは買取金額をすぐ受け取らずにポイントとして貯めておくことで、最大6ヶ月まで1ヶ月ごとに1%増えていくというもの。一方、Amazonギフト券に交換する場合は、5,001ポイント以上で3%アップ、10,001ポイント以上で4%アップ、30,001ポイント以上で5%アップする仕組みになっている。つまり、併用すれば受け取り金額が最大で11%も上がるのだ。

Amazon Gift Cards Japan株式会社が2015年10月28日(水)~30日(金)、第5回Web&デジタル マーケティング EXPO【秋】に出展します! 詳細はこちらから

インセンティブ使ったキャンペーンを検討中のマーケターの皆様、Amazonギフト券を活用してみませんか? お問い合わせはこちらから

次のページ
Amazonギフト券がコストカットを実現

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

東城 ノエル(トウジョウ ノエル)

フリーランスエディター・ライター 出版社での雑誌編集を経て、大手化粧品メーカーで編集ライター&ECサイト立ち上げなどを経験して独立。現在は、Webや雑誌を中心に執筆中。美容、旅行、アート、女性の働き方、子育て関連も守備範囲。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2015/10/26 16:45 https://markezine.jp/article/detail/23216

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング