Momentum(モメンタム)は、広告主向けのアドベリフィケーションサービス「Hyper Transparency for Advertiser(ハイトラ)」の提供を開始した。同サービスでは、アドベリフィケーション機能を広告主向けにパッケージングし、専門の担当者が導入から運用まで一貫してフルサポートする。
昨今、広告システムの自動化・効率化が進展するウェブ広告において、取引実態の正確な捕捉が難しいことが課題になっている。アドフラウド、ブランドセーフティ、ビューアビリティといった広告の価値毀損に関わる問題の正確な現状把握と本格的な対策を行う「アドベリフィケーション」への取り組みは、広告主にとって喫緊の課題だ。
アドフラウド:"人"ではなく"機械"による不正な広告表示やクリックが発生していないか
ブランドセーフティ:不適切なページやコンテンツに表示されていないか
ビューアビリティ:可視領域にしっかり表示・露出されているか
同社はこの度、ビューアビリティ計測においてもサービス拡充を行うため、確かな技術力を持つ欧州のアドベリフィケーション事業会社Meetrics社とのパートナーシップを締結。Meetrics社との連携により、YouTube、Instagram、Facebookなどの主要な大手広告配信面にも対応するビューアビリティ計測が可能となった。全方位型でアドベリフィケーションへの対策を実現する環境が整ったことから、この度のサービス提供に至った。
【関連記事】
・GMO NIKKO、アフィリエイト広告向けの「アドベリフィケーション機能」を開発
・DSP「Logicad」、「アドベリフィケーション機能」の拡充実施
・「ScaleOut DSP」、無料でモメンタムのアドベリフィケーションソリューションが利用可能に
・電通、IAS、Momentumなどと「アドベリフィケーション推進協議会」を設立 研究データを提供
・オールアバウト、IASのアドベリフィケーションツールを導入