JUBILEE WORKSは、同社が提供するスマートフォン向けカレンダーシェアアプリ「TimeTree」において、「TimeTree Ads」の正式販売を開始した。
「TimeTree Ads」は、「TimeTree」内に広告掲載ができる広告配信プラットフォーム。ユーザーの予定情報を基に、広告をターゲティング配信することができる。同社は、2017年12月からβ版として「TimeTree Ads」を提供してきたが、今回β版の検証を終え、正式販売を開始した。
β版の検証では、未来の行動に対するターゲティングに効果があることが判明。たとえば、旅行用スーツケースをクリエイティブとして訴求した場合には、予定ターゲティングを使用しなかった場合に比べて、広告パフォーマンスに約2.2倍の差が出る結果となった。
また今後は、「TimeTree Ads」において、予定作成型広告フォーマットをリリースする。これは「TimeTree Ads」から直接予定が登録できるネイティブ広告フォーマットだ。
「TimeTree」はカレンダーアプリであり、予定化してもらうことにサービスとの親和性の高さがある。同社は活用方法の例として、音楽ライブの抽選応募締切日、テレビドラマの初回放送日など、特定の日や期間にリマインドをかけたいような商材をプロモーションすることで、より高い効果が得られると考えている。
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