ブランド戦略論の第一人者であり、中央大学名誉教授でもある田中洋氏による本連載。第2回は、星野リゾート 代表の星野佳路氏を取材した。星野代表といえば、日本の観光産業に革命をもたらした人物というイメージが先行しているが、田中教授がこの取材で着目したのは、星野代表の持つ慎重な一面だ。星野代表の思考や判断の軸を探りつつ、前編では「近年特に注目されている、星野リゾートの都市ホテル進出」について、後編では「星野リゾートのこれまでとこれから」について話を聞いた。
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田中 洋(タナカ ヒロシ)
中央大学名誉教授。京都大学博士(経済学)。マーケティング論専攻。電通で21年実務を経験したのち、法政大学経営学部教授、コロンビア大学客員研究員、中央大学大学院ビジネススクール教授などを経て現職。日本マーケティング学会会長、日本消費者行動研究学会会長を歴任。『ブランド戦略論』(2017年、有斐閣)など20冊の著書と9...
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