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mixi、プラットフォームの開放と利用制限の緩和を発表

2008/11/27 22:11

利用制限の緩和

 ミクシィではサービスの多様化に伴って、友人・知人・家族みんなで使えるSNSを目指して、利用制限を緩和するとしている。今回緩和されるのは「年齢制限の引き下げ」と「登録制の導入」。

 mixiの利用年齢の制限は現行で18歳だが、2008年12月10日から15歳に引き下げる。これにより、15歳~17歳の青少年がmixiを利用できるようになる。青少年ユーザーについては、健全化のため、コミュニティや友人検索など一部機能の利用が制限され、友人検索については検索結果にも表示されない。また青少年にふさわしくないレビューや広告の表示も制限されるとしている。

 登録制は、2009年春から導入を予定しており、既存ユーザーからの招待状が無くても登録して利用できるようになる。ただし招待制そのものは維持される。また現行のサインアップ時の携帯電話端末認証や、マイミク数がゼロになって一定期間経つと自動退会される仕組みは、健全性を維持する観点から登録制導入後も継続実施される。さらに、サインアップ時には生年月日の登録が必須になる。

 ミクシィのコアユーザーは大都市圏の20代が中心で、これまで地方の35歳以上のひとにはなかなかリーチできない状況があり、mixiに興味はあっても周りに招待してくれるひとがいないという問い合わせを受けることも多々あったという。

 ミクシィでは制限緩和に伴って、安全性・健全性を強化するため、ユーザーサポート体制を現行の100人から倍の200人に増強するとともに、利用規約に反する書き込みを監視するセキュリティシステムを強化する。また、有限責任中間法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)の認定を申請しており、2009年中には認定を受ける見込み。

「mixi Platform」の開放

 mixi Platformの開放は、「mixiアプリ」「mixi Connect」「mixi OpenID」の三本柱からなっている。このうちmixi OpenIDは2008年8月からmixi Platformの第1弾として公開されている。

 mixiアプリは、パートナーがmixiサービス内でサービス・アプリケーションを開発・提供できる機能で、12月11日からパートナーの募集およびパートナー向けβ版の提供を開始する。パートナーには法人・個人を問わず、開発者ならば広く応募できるとしている。利用者への正式公開は2009年春を予定している。

今後のサービス展開について語る代表取締役社長 笠原氏
今後のサービス展開について語る代表取締役社長 笠原氏

 mixi Connectは、逆にmixi外のサービス・アプリケーション・端末において、mixiのデータを活用して付加サービスや新サービスの提供を可能にする仕組みで、2009年春の公開を予定している。なお、明日公開を予定されている「mixi年賀状」も、mixi Connectの仕組みを利用して構築されている。

 mixi OpenIDがオープン技術のOpenIDに準拠していたように、mixiアプリとmixi Connectはともに「OpenSocial」に準拠している。またmixi Platformの開放にあたり、パートナーを資金面で支援するファンドの設立も準備されている。

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