ドコモは、日々の生活をささえる「食品」を、ドコモの新たなコマース事業の重要商材と位置づけ、ドコモの約6000万人の顧客基盤への送客のしくみを活用した会員制宅配市場の拡大へ向けて動き出した。
その一環として、ドコモは、有機、低農薬野菜と無添加食品の会員制宅配サービスを展開する、らでぃっしゅぼーやの発行済普通株式等の公開買付けを発表。らでぃっしゅぼーやの発行済普通株式など370万6600株以上(所有割合51%以上)の取得を条件とする株式公開買付けを行い、その成立後に、らでぃっしゅぼーやをドコモの子会社とする。
そのうえで、ドコモ、ローソン、らでぃっしゅぼーやは、業務・資本提携の検討を行うとしており、ドコモがらでぃっしゅぼーやを完全子会社化した後に、最大20%の株式を公開買付価格でローソンに対して譲渡する。これによって3社は、モバイルITや物流ノウハウの融合、ローソンと らでぃっしゅぼーやによる共同物流センターの構築などを通じた物流機能の効率化をはかる。
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