
本来、サステナブル・マーケティングは自社の収益拡大だけでなく、消費者の意識や行動を持続可能な方向へ変えていくことまで目指すものである。しかし、サステナブルな商品やサービスが全ての消費者に等しく響く時代にはまだ至っていないのが現状だ。この状況で、限られたマーケテイング・リソースをどこに投入していくべきだろうか? 今回は、消費者インサイトに基づく3つのセグメントとターゲティングに注目し、なぜ消費者がサステナ行動を取るのか、今後の攻略に向けたヒントを探る。
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小口 裕(オグチ ユタカ)
株式会社ニッセイ基礎研究所 准主任研究員
多摩美術大学 非常勤講師(消費者行動論)。消費者行動の専門家として、エシカル消費、サステナブル・マーケティング、地方創生を中心に研究・政策提言を行う。過去、20年以上にわたり、自動車、食品・飲料、デジタルコンテンツ、自治体などの多岐にわたる分野の消費者調査や研究に従事。...
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