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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Autumn

マーケティングOSのアップデート

戦略を練る前にOSを疑え。AI時代に勝つための「マーケティングOS」再設計と宣伝部の新たな役割

宣伝部OS、3つの機能不全

 現在の宣伝部が抱えるOSの問題は、大きく3つに集約されます。

  • 判断の属人化:経験と勘に依存し、「誰が決めるのか」が曖昧
  • メッセージの分断:CM、SNS、店頭がそれぞれ別の論理で作られている
  • メディアの非統合:SNS、TV、リテールが別々の予算とKPIで動いている

 これらを解決するには、宣伝部の役割を「発注者」から、マーケティングOSを組み立てる「設計者」へとアップデートしなければなりません

「マーケティング=経営」という覚悟

 最後にもう一つ、極めて重要な点があります。マーケティングOSや宣伝部OSをアップデートする際、経営層のOSとの分断があっては意味がありません。「マーケティングは経営そのものである」という認識が不可欠です。

 CEOは自らをCMOであると定義し、マーケティングを担当役員に丸投げしてはいけません。マネジメント、マーケティング、そして現場の宣伝部。これらすべてのOSを一貫した思想で同調させる最大のチャンスが今なのです。

 OSとは、組織の「自律神経」のようなもの。無意識の振る舞いをルール化しているOSが古いままでは、その上にどれだけ新しい戦略(大脳の思考)を載せても、必ず拒絶反応が起きます。

 「企業戦略の前に、企業OSのアップデートを」――これが、AI時代のマーケティングにおける真の出発点となるのではないでしょうか。

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この記事の著者

横山 隆治(ヨコヤマ リュウジ)

横山隆治事務所 代表取締役
ベストインクラスプロデューサーズ 取締役 ファウンダー
トレンダーズ 社外取締役

1982年青山学院大学文学部英米文学科卒業。同年、旭通信社(現・アサツー ディ・ケイ/略称:ADK)に入社。インターネット広告がまだ体系化されていなかった1996年に、日本国内でメディアレップ事業を行う専門...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2026/06/03 08:30 https://markezine.jp/article/detail/50789

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