テレビCMでもない。SNS広告でもない。インフルエンサーマーケティングでもない。次に広告費が流れ込む場所として、「ゲーム」が急速に存在感を高めている。その流れを象徴する出来事が、2026年6月に米国のゲーム会社、Electronic Artsが発表した新たな広告事業「EA Advertising」である。一見すると「ゲーム内広告」の話に聞こえる。しかし、今回の事例の本質は、広告の配信先が一つ増えたことではない。ブランドがゲーム体験そのものに組み込まれ、プレーヤーとの接点を設計する新しいメディアが誕生したという点にある。本稿では同社の発表を起点に、広告の未来と、日本企業にとっての可能性を考察する。
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岡 徳之(オカ ノリユキ)
編集者・ライター。東京、シンガポール、オランダの3拠点で編集プロダクション「Livit」を運営。各国のライター、カメラマンと連携し、海外のビジネス・テクノロジー・マーケティング情報を日本の読者に届ける。企業のオウンドメディアの企画・運営にも携わる。
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