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Google アドワーズ活用事例(AD)

急成長の秘訣はサポートデスク活用にあり
奈良地域No.1を目指すネットフロントの Google AdWordsでの新たなる挑戦

 奈良県を拠点に、関西圏で計600社以上のウェブサイト制作実績を持つ株式会社ネットフロント。2011年11月から Google AdWords の利用支援事業を新しく開始し、2ヵ月で既存顧客を中心に40あまりのアカウントを運用しています。 AdWords をウェブサイト制作のアフターサポートとして位置づけている同社のビジネスと、地方での展開や提案のポイントについて、営業を担当する川口頌太氏に伺いました。(注:この記事は Google オープンビジネスパートナー の広告記事です)

ウェブ制作のプロが挑むゼロからのスタート

 株式会社ネットフロントは奈良地域を中心とし、ウェブサイト制作やコンテンツの作成など、ウェブに関するトータルソリューションを提供する地元密着型の企業です。県内の中小企業や飲食店・美容院など個人事業主の依頼を受け、これまでクオリティの高いウェブサイトを数多く手がけてきました。同社の営業担当である川口頌太氏は、ウェブサイト制作で地域No.1の企業を目指していると語ります。 

 「奈良県には、まだまだ自社サイトを持っていない企業様が数多くいらっしゃいます。その理由をお伺いしていくと、一番多い要因は『価格に対する不安』です。そこで弊社では、低価格高品質をモットーに、1サイトあたり79,800円で受注価格を一律化しています。さらに、イメージカラーなどをヒアリングした上で一社一社オリジナルで作り込み、サンプルページを正式受注前にお客様にお見せするなど、最後まで安心してお任せいただけるような取り組みを心がけています」

株式会社コミクス 代表取締役社長 鈴木 章裕 氏
株式会社ネットフロント
Webソリューション部 営業1課 
川口 頌太氏

 同社では、お付き合いが生まれたお客様の満足度を高めるために2011年11月から Google AdWords の利用支援事業を開始しました。きっかけは Google から送られてきたDMだったといいます。それまで AdWords は名前を聞いたことがある程度で、会社として利用したことはありませんでした。しかし、概要のパンフレットを読んですぐに、 AdWords が同社のサポートサービスとして大きな武器になると確信したそうです。 

 「今まで、ウェブサイトを作成しただけではお客様の十分な満足を得られないというケースにもたびたび遭遇してきました。お客様はウェブサイトができた後、関連するキーワードで検索されれば無条件で検索結果の1ページ目に表示される、と思ってしまいがちです。実際には、検索エンジンのアルゴリズムや競合他社が絡んできますので、上位表示はなかなか難しいのが実情です。その点、 AdWords ならば、入札上限価格やキーワード選びなどの運用テクニック次第で、掲載順位をすぐに1ページ目の広告枠に持ってくることも可能となります。即効性が高く、ウェブサイトの運営方針をお客様自身に理解していただきやすいというメリットが魅力的に映りました。弊社が作成したウェブサイトをもっと有効的に使っていただくために、既存のお客様中心にアフターサポートとして AdWords をご提案させていただいております」

初回広告作成サポートを効果的に活用

 現在、同社が持つアカウントは、県内の美容院、ネイルサロン、薬局など40あまり。外回りで顧客の状況を詳しく知る川口氏が、営業活動と並行して、一人で運用を行なっています。それまでリスティング広告の運用経験はまったくなかった同氏ですが、 Google オープンビジネスパートナーに参加してサポートデスクなどを上手く活用しながら、独学で勉強を重ねています。 

 「 AdWords の操作方法や機能については、スターターキットに含まれていた『 Google アドワーズご利用ガイド』や市販の解説本、公式サイトのヘルプページなどで勉強中です。わからないことは、専用のサポートデスクに電話で問い合わせできるので、とても心強いですね。特に新しい業種のクライアントを獲得したときは、 初回広告作成サポートがたいへん役に立っています

 「初回広告作成サポート」とは、 オープンビジネスパートナー の参加者・参加企業のみが受けられる無料のサポートサービスです。 AdWords は、通常、広告主や代理店が広告テキストやキーワードを考える必要がありますが、このサポートを利用すれば、 Google の専門スタッフに初回の広告テキストとキーワードの作成を依頼できます。最初の1ヵ月~数ヵ月の成果が、その後の AdWords との付き合い方の判断材料となるケースも多いため、広告をしっかり作り込んでからスタートすることは特に重要といえます。

 「これまでに、宝石店、ゴルフスクールなど数社で初回広告作成サポートを利用しました。手順としては、まずサポートデスクに電話して、担当の方にお客様の状況や予算感を細かくお伝えし、運用方針についてのアドバイスを仰ぎます。数日後、担当者からヒアリングをもとに作られた広告とキーワードがセットで送られてきますので、お客様の予算額に合わせて、クリック上限額を決めて出稿します。最初は無料ということもあり、どの程度しっかりしたサポートが受けられるのか不安もあったのですが、親切丁寧に対応していただき、送られてきた広告は予算内に収まりつつも想定以上のクリックがあり驚きました。他の業種でも活用できるヒントとテクニックがたくさん詰まった広告ですので、作成に悩んだ時には見返してお手本にしています

ウェブ活用を通じた地元への強い思い

 歴史や伝統を持ち、神社・仏閣のイメージが強い奈良県。古くから続く企業や商店も多く、営業しても「ウェブサイトは必要ない」「古くからお取引を続けているお得意様だけで十分」と言われることも少なからずあるそうです。しかし、情報化社会の中でサイトのある/なしは単なる利便性だけでなく、信用にも関わってきます。サイトを持つことの必要性と、検索で見つけてもらうことの重要性、この二つを一社でも多く理解してもらうべく、川口氏は日々提案を続けています。

株式会社ネットフロント Webソリューション部 営業1課 川口 頌太氏

 「奈良はITやウェブに関しては需要や理解が希薄なところがあるため、 AdWords の認知度もまだ高くありません。広告媒体としてはフリーペーパーや新聞の折込広告などの紙媒体がまだまだ有力ですので、もっと地元企業や個人事業主にウェブのメリットを知っていただき、ビジネスに活用して欲しいという強い思いがあります。一度お試しで AdWords の運用をお任せいただければ、クリック数やコンバージョン数、どの地域の方からクリックがあったかなどをレポートとして数字でご提示できますので、紙媒体の広告効果に不満や疑問を感じているお客様に対して特におすすめしております。 AdWords の仕組みや運用の考え方についてご理解頂くまでに時間がかかることもありますが、利用後にサイト訪問者数が倍近くなったケースもあり、AdWords の効果の高さをもっと多くの方に実感いただきたいと考えています」

 土地柄的に顧客の獲得は一筋縄では行かないところもありますが、横のつながりが強く地元企業だと信用されやすい側面もあると語る川口氏。電話やメールだけでなく、直接会って話を聞いたり相談に乗ったりできるのは、遠く離れた首都圏の代理店にはできない地元密着型ならではの強みになっています。また、信頼を得ていくことで、既存顧客を通じて地元の新しい取引相手につながりやすいこともメリットだそうです。

AdWords を使い顧客を末永くサポート

 ゼロからのスタートとなった AdWords を、サポートサービスを上手く使うことで短期間で実戦レベルに高めてきたネットフロント。最後に、同社のビジネスの中で AdWords を今後どのように活用していきたいか、そして、それを運用していく川口氏の今後の目標について伺いました。 

 「現在、弊社では、ウェブサイト作成の初期費用を抑え、月額定額制で AdWords の管理やサーバーの保守などをお任せいただく新プランをスタートしています。ウェブサイトが完成した後でも、お客様がキャンペーンやイベントを行いたい時に AdWords を使って支援できますので、サイトをはじめて持つお客様に対して、より大きな安心を提供できると考えています。私個人としては、 AdWords の機能やツール類をもっと活用して、目標達成のために必要な予算額などについて、より正確で具体的な予測ができるような実務経験とスキルを身に付けたいです。まだはじめたばかりなので、サポートを上手く使ってノウハウを高めながら、末永く AdWords と付き合っていきたいですね」

  • 社名:株式会社ネットフロント
  • 所在地:奈良県奈良市
  • 設立:2008年10月
  • 事業内容:ホームページ制作・リニューアル・ランディングページ制作、CMS・ブログ構築、検索エンジン最適化(SEO)対策、DTP作成(会社案内・チラシ・名刺)

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2012/02/08 12:00 https://markezine.jp/article/detail/15134