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インティメート・マージャーが米Drawbridgeと連携 クロスデバイス技術活用でDMPの精度を向上

 インティメート・マージャー(以下、IM)は11月20日、三井物産を通じて、三井物産の資本業務提携パートナーである米Drawbridgeとデータの相互連携を行い、ダイナミックデータを用いた信用スコアサービスの提供を開始した。

連携イメージ
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 Drawbridgeは、AIなどを活用したクロスデバイスマッチング技術を有している。同技術では、異なるデバイスを利用する同一のユーザーを、CookieやIPアドレスなどのデバイス情報をもとに識別。これによって、端末だけではなくそれらを利用する個人も認識することができるため、単一端末から得られた情報を他の端末に展開することが可能になる。 

 今後IMは、Drawbridgeの「Connected Consumer Graph」が保有するデータを受けるとともに、IMが持つ約4.7億件のオーディエンスデータの一部をDrawbridgeに提供する。これによって、両社間におけるデータの相互連携を実現する。

 Drawbridgeには、現在約33億台のデバイス(約10億人分)の月間アクティブデータが蓄積されており、その数は世界中の総アクティブデバイス数の75%にも及ぶ。そのため、IMの既存事業であるアドテク領域においては、マーケティングサービス精度の大幅な向上が見込まれる。

 加えて、今回の取り組みにともないIMは、各業界への信用スコアの提供を開始した。

 既に米国では、Drawbridgeのソリューションを用いて、ヘッジファンドに対するデータ提供やWebサービス事業者に向けた不正アクセス検知、セキュリティ監視といった活用が進められている。IMも同様に、国内の複数企業と、オーディエンスデータやIoTを通じたデータの収集・AI分析などで信用スコアに関する技術検証に取り組んでいる。

 IMは、こうした検証などの結果を定量値として企業に提供することで、「ヒト・モノ・カネ」といった経営資源にもとづいた定量的な判断をサポートする。

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2018/11/21 14:45 https://markezine.jp/article/detail/29795

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