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SNSごとの特性を活かし高エンゲージメントを創出!アサヒ飲料のSNS活用術

ユーザーが楽しめる企画としての“三ツ矢の日”キャンペーン

MZ:先ほど“三ツ矢の日”の事例が出てきましたが、Xではユニークビジョンのツールを導入されていると伺っております。そちらについてお聞かせください。

丹羽:ユーザーの方々にワクワクしてもらえる企画を考える上で、ユニークビジョン様のツールはどれも魅力的だったので導入しています。“三ツ矢の日”の取り組みでも、ユニークビジョン様には「何ができるか」という段階から打ち合わせをさせていただきました。

 具体的に行った施策としては、まず三ツ矢の日当日までのティザー期にオートリプライの機能やリマインダー機能を活用して話題を醸成しました。加えて、Twitter上で高速に読み込みができるクイックランディングページを作成し、実際に参加いただいたユーザーの投稿をリアルタイムでページ上に反映するなど、シームレスにキャンペーンに参加できる導線を作りました。

クイックランディングページ
クイックランディングページ

 そうした取り組みの結果、三ツ矢の日のポスト数は年々増加しています。また、クイックランディングページの来訪による購買意向の変化を調べたところ、クイックランディングページを訪れた方の購買意向が上がっていることもわかりました。

高橋:アサヒ飲料様には、いつもいち早く新しい機能を活用いただいています。“三ツ矢の日”は毎年新しい挑戦をされている印象があるのですが、当時リリースして間もないクイックランディングページのお問合せをいただき「まだリリースしたばかりなのに、もう活用してもらえるのか」と驚いたことを覚えています。そして新しいものを取り入れるだけでなく、ユーザーにワクワクしてもらえる企画へと昇華して購買意向の向上にまで繋がっているという点が素晴らしいなと感じます。

 また三ツ矢の日以外でも、参加ユーザーのアイコン画像を毎日変更するカウントダウン形式のアイコンジャック、32.8秒以内に全6問のクイズの正解を目指すタイムアタック型のカスタムストーリーなど、三ツ矢ブランドの施策では日頃から「Belugaキャンペーン」の様々な機能を活用いただいています。特にアイコンジャックは、これまではゲーム・エンタメ関連の企業に利用いただくことが多く、メーカー企業の利用はありませんでした。アサヒ飲料様にアイコンジャックを活用いただいたことで「飲料メーカーの場合、このような活用法があるのか」と新しい気づきを得られました。

 弊社はツールを提供させていただいていますが、ただツールを活用するだけではユーザーの満足度向上には繋がりません。アサヒ飲料様はツールにアイデアを加えて、ユーザーに楽しんでもらえる企画として実現しているところがとても勉強になります。

高橋氏2枚目

日々新しい取り組みを アサヒ飲料とユニークビジョンのこれから

MZ:最後に今後の展望を聞かせてください。

丹羽:デジタルの世界の移り変わりは早く、SNSも新しいプラットフォームが増えており、ユーザーも新しいほうへとシフトしています。

 新しいこと、というのは会社としてなかなか手を出しにくい部分ではありますが、世の中の流れに対応した取り組みができるように、挑戦を続けていきたいと思っています。

 特に今できそうだなと感じているのは、TikTokの運用です。Instagramのリール素材を活用できるので若年層に向けて始めたいなと考えています。また最近ではMeta社がThreadsというSNSをリリースしました。まだ広告の機能はリリースされていませんが、多くのユーザーや著名人の方々が利用されているので、どんなことができるのか、随時確認し、世の中に流れに遅れないようにしていきたいですね。もちろん今運用しているSNSに関しても、同じことを続けていくのではなく、何か新しくて楽しいことができないか?もっとよくなる方法はないか?を考え続けて、世の中に目立つものを作っていきたいです。

MZ:高橋さんはいかがでしょうか?

高橋:私はアサヒ飲料様を長きにわたり担当させていただいており、様々な施策で代理店様と共にご一緒させていただいております。アサヒ飲料様にはいつも新しいことを期待していただいており、新機能を紹介すると斬新なアイデアで効果的なキャンペーンにしてくださっています。またアサヒ飲料様の中で出たアイデアを元に、こんなことできますか?というご相談をいただくこともあり、ユニークビジョンにお願いしたらなんとかなりそうと思っていただけている点が嬉しいです。

 期待していただけることを非常にありがたく思いますし、これからもその期待を超えていけるように、スピード感のある開発・役立つ機能づくりを社内のエンジニアと共に頑張っていかなければいけないなと感じています。

 またこれまではXメインの取り組みでしたが、直近ではLINEのキャンペーンに関するご相談もいただいているので、そこからさらにInstagramへと今後もお取り組みの幅を広げていきたいです。

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この記事の著者

タカハシ コウキ(タカハシ コウキ)

1997年生まれ。2020年に駒沢大学経済学部を卒業。在学中よりインターンなどで記事制作を経験。卒業後、フリーライターとして、インタビューやレポート記事を執筆している。またカメラマンとしても活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:ユニークビジョン株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2023/08/31 11:30 https://markezine.jp/article/detail/43005

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